慶応義塾

今日は慶應の受験なので朝早くから起きる。昨日まで昼起きのリズムを一日で直した。

多摩川にかかってる橋から見た景色が美しいが排気ガス臭い。登戸のmacに自転車を止めて南武線という電車に乗る。(西武とか東武とかは有名だけど、この南武線というやつはちょっとmaniaな電車)結構混んでいる。武蔵小杉で乗り換えて東横線へ。2駅で降りて日吉に着く。ナルトが読みたいなと思ってコンビニ探したけど見つからないので慶應の校舎に行く。並木が綺麗。

教室は非常に大きくて最新型の大学風の(階段教室)部屋。各机にコンセントとLANケーブル用の穴がついている。そのうち試験官が入ってくる。

一時間目の理科(物理・化学)が配られる。透けて見える。斜面上の運動と粒子の運動がすけてみえる。裏からはベンゼン環が見えた。大川の予想2ヒットだなと思った。

始まる。物理。一問目は簡単。次からさっぱり分からない。まずい・・と思いながらもわからない。頭に血が上ってくるので2問目に行く。イオンの放射問題。最初は楽だがそれから難しい。らせん運動になるはずが方向が良く分からない。まずい・・と思いながら3問めへ。熱。最初は簡単。ポワソンの法則とか。一応できるが答が当っているとは思えない数字になっている。しょうがないので化学へ。これは楽。鉄と銅の沈殿とか電気精錬とか。二つ目は平衡。何とか答をひねりだす。3問目はアミノ酸と構造決定。結構難しい。アミノ酸の語句がちょっと分からなかったのが少し悔やまれる。最後は根性で決める。そして終わる。

こりゃ慶應落ちたなと思う。物理わからなすぎ。しかしあのぐらい難しければ合格最低点が下がるから大丈夫と自分をなだめる。弁当食ってサンボマスター聞く。次はいつもはえらい難しい数学。しかしこれで高得点できなきゃだめだと思う。

始まる。最初は関数の微分とか。めっちゃ楽。でも最後の体積が異常な数字になって失敗。二問めは数列。これも簡単。3問目は図形と極限。簡単だが非常に手間どる。最後のθの極限が分からなかった。4問目は行列。4、5問目は記述だが異様に解答欄が狭くて苦労する。簡単だが最後の証明がいまいちうまくいかない。5問目は空間上のベクトルとか。簡単。最後まで行く。

終わってみると結構できていてびっくりした。これは受かる可能性が出てきた!と思った。

次に英語が始まる。最初の2問はいつもどおり長文。犬と人間の関係とかの話と自己を認識するという心理学的な話。普通にできる。3問目は会話文だが、「ヨンフルエンザ」とかでてくる。めっちゃ笑う。慶應はもう笑わしてくれたからこれで十分だよとか思っちゃった。そこから文法。普通に進む。最後の作文が消えて穴埋めになっていた。作文は得意なので少しショック。でもできる。

英語と数学で何とか点数をもぎ取った感じ。受かるかどうか微妙なラインだが、去年までの合格最低点だったらいけるかなと思う。でも数学とか楽だったし・・とか思う。帰りに「ローレライ」の宣伝のCM?みたいなやつを本屋の前のディスプレイでみる。面白そうだった。原作はめちゃくちゃ長い話だし、映画とは違う話だが、凄い面白さと感動を与えてくれたのを覚えている。

帰りにジャンプを見て、暗くなった多摩川を渡る。

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