調布の広場の建築

というわけで金曜に採血されて、その後金曜と土曜はひきこもって勉強したり、パソコンに向かっていたりしていたら終わってしまって、ようやく日曜日になって実家に戻ってきた。目的は教育実習の書類とかを書かなきゃならないのと、あとこの前忘れてきた図書館の本を持ち帰るため。図書館の本はそいつのおかげで借りられなくなってしまっている。友達枠で全部借りてる。

自転車から見る新宿。

家で写真撮ったり過去問印刷したりしてから、ネコと遊んでいたら時間がたってしまった。18:00前になって、たづくりで講評会を行うというひろきの話を聞いて、弟と一緒に出発した。うちに毎日のように遊びに来るネコは今日は靴下をなめていたのと、ギターを弾くと怖がって走り回るのが面白かった。

ネコ

靴下をなめるネコ。

ネコ動画↓

cat
a cat.

たづくりに着いて、名前を書いて中へ。あまり知らないできたのだけれど、

東京大学・早稲田大学設計実習合同課題講評会

というやつらしい。思ったよりいっぱい人がいて、まさに発表が始まりそうなときだった。どうやら2グループずつ発表するようで、最初のふたつにひろきのが来てて、聞いていた。線上のやつの発表が先にあって、さらに駅前広場のひろきたちの発表。でも残念ながらあまりピンとこなかった。農業やるとか言ってたのが面白かった。

次に広場をはらっぱにする人たちと、パネルを組み合わせる人たちの発表。はらっぱ面白いなと思ったし、パネルのやつもアイディアは面白そうだなと感じた。でも最初のアイディアだけで突っ走りすぎてる感じがした。実際に見てみたいとは思うけれど。その次に地下水を生かしたなんとかっていう発表と、自転車を取り入れたっていうののがあった。

水のは発想は面白いなと思ったけれど、その具体化したのが三茶の駅の拡張版みたいな感じかなってくらいで、具体化がもうちょっとできたらもっと面白いなーと感じた。自転車のやつは質問した爺さんが適当なことを言っていていらついたが、ヨーロッパ的に自転車を使おうっていうコンセプトはすばらしいなと思った。

現在の日本の自転車政策はあまりにもずさんで、現状を見ていないものが多いと思う。一番事故が多いのは歩道における「歩行者」と「自転車」の接触であり、自転車と自転車の接触(「自転車は左」ルールの無視)であり、「歩道」を通る「自転車」と「車」の接触だったはず。そもそも速度も特性も違う歩行者と自転車が同じ道路を通ることに無理があるので、重要なことは歩行者と自転車の分離なはず。でもこの計画では自転車を「ゆったり」と表現したりしていて、現実が見えてないんじゃないかと思った。自転車は歩行者に対して決して「ゆったり」ではない。

ヨーロッパで発達しているというのは、都市部においては自動車を制限し、公共交通であるバス・タクシーと自転車が車道・自転車道を走り、歩行者は歩道を歩くという、歩行者とその他の隔離がそのキモだと思うので、そこを言ってほしかったなあと思った。もしかしたら考えてたのかもしれないけど。それにしても質問してた爺さんはひどかった。多分普段自転車に乗らないに違いない。

模型。

それからヘビっぽいのとか、柱を立てるとかのがあって終わって、最後に模型見てひろきに会って帰った。建築、トンデモっぷりが楽しそうだなあと思った。将来の夢は?と聞かれて「建築家」と言っていたとても小さい頃の自分を思い出した。おでんを食べて、高速流体のテストが明日なのに勉強してないのを思い出したけど眠いからもう寝よう。

あと、建築に関しては素人なのでテキトーな批評してるのを許してね。早稲田の人は日本語が難しくて理解が難しいのが多かった。ヴォイド空間のアクティビティとか言われてもピンと来ないわ・・。東大の人のは分かりやすかった(難解な言葉が少なかった)のと、男が多いなと思った(早稲田の方は男女比1:1くらいだった気がする)。

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