日紀

名古屋大の人力飛行機についてるセンサを見て思ったことおよび鳥コン順位予想

ある日、Twitterを見ていたら誰かがRTした名古屋大の人力飛行機の計測装置のポストが流れてきた。興味があったので転載する。

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隕石が落ちた湖を見に行く (3日目)

オレゴンで唯一の国立公園、Crater Lake National Parkに行くことにした。記事のタイトルを「隕石が落ちた」とつけたし、さらに国立公園の名前としては”Crater”っていうのがついているけれども、実際には隕石でできた湖ではない。火山湖である。まあでも見た目的には「君の名は」で出てきた糸森の湖みたいだ。

たかふさんの家を昼くらいに出て、東向きに走った。まさにアメリカの田舎の道をひたすら走るという感じで、しばらく何もない道を走り続けるとたまに思い出したように街が出てくる。たいてい、ガソリンスタンドとレストランと数件店があってそれで過ぎる。街の周りはたいてい速度制限が低くなり、30マイルとか40マイルとかで走ることになった。

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オレゴンコーストの砂漠で道に迷う (2日目)

オレゴンのどこに行きたいかを考えたときに、浮かんできたのはオレゴンコーストだった。オレゴンコーストは風光明媚なところらしいという話を半年前くらいに聞いてからすこし気になっていたのだった。そんなことをたかふさんと話し、行ってみようということになった。調べてみると、オレゴンコーストでいろいろありそうなのは、たかふさんの家から西に進んで海に出たあたりより、もうすこしワシントン州よりということが分かった。

あまりそういうことは気にせずに、夏だし、海に向かうことにした。どこだってオレゴン州の海であればオレゴンコーストである。海までは60マイルすこし、1時間すこしの距離だ。道中、森の中をひたすら進む中で、川沿いに出た。たかふさんによると川沿いは金持ちの家とその船着き場に占拠されているらしい。シアトルでは湖沿いは金持ちの船着き場に占拠されているので、それと同じだ。たかふさんのオレゴン大学はカモだかアヒルだかがマスコットらしいが、一方でオレゴン州立大学のマスコットはビーバーらしく、オレゴンの川にはビーバーがいるのではないかと思ってチラ見をしていたがとうとうビーバーは見つけられなかった。いまでもビーバーは生息しているのだろうか。

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初オレゴン州 (1日目)

アメリカでは7月4日が独立記念日で休みである。ついでに、7月4日が今年は火曜日なのでその前日である月曜日の7月3日がほとんどの人が休むということを聞き、自分でも休むことにした。妻とこどもは一足早く夏休みということで日本に帰ってしまっていたので、ひとりで4日間の休みである。ずっと英語を勉強するとか、ずっと力学の勉強をするとか意識高いこともすこし考えたものの、オレゴンにいるたかふさんの家に遊びに行くことした。

たかふさんの家までは300マイル弱の道のりである。いまキロ換算してみたら462キロある。日本でいうと東京から大阪のちょっと手前くらいまで行く感じで、結構距離がある。交通手段は飛行機か、アムトラックか、バスか自動車の4択だが、とりあえず車でいくことにした。移動中は暇だが、アメリカの広さを車で走って体験しようと思った。

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アイドルが結婚して好感度が上がった話

twitter見ていたらAKBの総選挙が行われていてその中で結婚すると発表した人がいてやばいというのが話題になっていた。同時に、同僚からはめちゃくちゃ非難を浴びているというのも話題になっており、ファンが切れているというのも話題になっていた。恋愛禁止のところを結婚とひとつ飛ばしで駆け上がった感じがして面白い。

この話を聞いて思った一番のことは、ロックでいいなということだった。恋愛禁止という茶番をものともせずに大舞台で自分の生きたい人生を自分で選んでいることがまず素晴らしい。この世界は、どんなに茶番なルールでも守り真面目にやった人が報われる世界ではない。誰かを信じて何かを我慢した人がうまくいくわけでもない。自分の人生は自分でつかみ取らないといけない。そう言っているような感じがした。(実際にはどうか知らない)

AKBとかその類の同僚の人たちが怒るというのもよくわからない。出る杭を打っているだけにも見える。自分が守っているくだらないルールが茶番だよと言われて悔しいのだろうか?今回の一件で売り上げが下がったり、ファンが離れたりするのが嫌なのだろうか?今までAKB系の人たちが作り上げてきたことが茶番であると言われたようで、今まで自分たちが頑張って作り上げてきた偶像が崩落するのが辛いのだろうか?もしそう思ったとしても、今回結婚を発表した人も、彼女ら自身から生み出されたもので、盛者必衰の理に感じる。

蛇足としては、芸能人が結婚したり誰かと恋愛していることがあらわになることで怒る人の気持ちがよくわからない。その人が結婚しようが恋愛しようがその人がある日から180度変わるわけではないし、どうなろうが自分が手の届く範囲にいるわけでもない。

ということを妻に話したけれど2割くらいしか同意してもらえなかった。みんな俺みたいに好感度上がった人いないの?

Safeco Fieldはマリナーズの本拠地かと信じていたら・・・

Seattleのメジャーリーグの野球チーム、マリナーズのチケットをいただいたのでこどもと見に行った。Downtown方面に車で行くと駐車場が混んでいたり駐車場代が高かったりして辛いことが多いので、バスで向かった。International Districtでバスを降り、ほかのマリナーズのファンに紛れてSafeco Fieldまで歩いた。歩いていると先に大きなスタジアムが見えるけれどもそれはアメフトをやるCenturyLink Fieldなので素通りする。アメフトもすこし見てみたいけれど、チケットがめちゃくちゃ高いという噂である。

Safeco Fieldに向かってずんずん歩く

Safeco Fieldにようやくついたらすでにかなり並んでいた。入り口でセキュリティチェックがあるのでその並びのようだった。外にも屋台みたいなお店がたくさん出ていたが、持ち込み禁止だったような気がするのであれば果たしてどこで食べるのだろうかと思っていた。もしかしたら持ち込みOKだったのだろうか。そして、やけに本日の相手であるトロントブルージェイズのユニフォームを着た人が多いなと思った。この入り口はブルージェイズ側の入り口とかそういうのなんだろうかと思った。

中に入れてから、食べ物屋を探した。こどもがソーセージがいいというのでまずはホットドッグ屋に並び、ホットドッグを買い、それからビールを買い、それから名物だという噂のガーリックポテトを買った。ガーリックポテトのおばちゃんにどっちのファンなのか聞かれたからとりあえずマリナーズファンだと答えた。特に岩隈以外選手を知らなかったけれど・・

買ったホットドッグ

ビール。結構高かった

昼ご飯を買っている間に結構時間がたっており、すでに国歌斉唱などを終え、1回の表で2点取られている状態で席についた。横の席には老夫婦が座っており、すこし会話をした。おばあちゃんはイチローのファンらしく、今日もイチローのユニフォームを着てきているんだよと見せてくれた。寒かったので上に外套を着ていたが、たしかに中はイチローと書いてあった。マリナーズを去ってからずいぶんたつのにファンがいてすごいものだ。外国人なのに。

一方、野球場は主にブルージェイズのファンで埋め尽くされていた。ブルージェイズがチャンスになると全員が言っているのではないかと思うほどレッツゴーブルージェイズ!という掛け声が上がっていた。ここはSeattleのはずなのに・・と思っていたら、横のおばあちゃんが今日はバンクーバーから大量にカナダ人来ているみたいと言っていた。たしかにバンクーバーから車で3時間くらいで来れるので貴重な機会なのかもしれない。天気がすこぶる良く、野球日和であった。

気持ちのいいスタジアム

距離がとても近い感じがする。内野席だったのでファールが頻繁に飛んできた

青いのを着ているのはブルージェイズ勢

マリナーズ攻め 

カナダ人で埋め尽くされるSeattle

試合自体はマリナーズが負けて終わった。マリナーズはピッチャーの立ち上がりが悪かったのと、安打が散発的で大味な試合であった。ブルージェイズファンはたのしかっただろう、完封試合であった。試合が終わって外に出たらブルージェイズのファンが浮かれて踊ったりしていた。そんなカナダ人たちに囲まれながら、バスに揺られて家についた。いい週末だった。

雪のマウントレーニアへドライブ

最近Seattleでは天気がいい。秋、冬、春とひたすら雨が降っていたり曇っていたりしていたのと比べると格別に気持ちのよい天気が続いている。天気が良い日は、Mt. Rainierが南の方に見える。日本ではなぜかコンビニで売っているコーヒーのブランドとして有名だが、ここでは晴れていて気持ちの良い日のみ見える山なので、見えるとテンションが上がる。

というわけで最近よく見えるようになったので自分で行ってMt. Rainierを歩いてみたくなった。Seattleから100マイルちょっと、車で2時間半程度。途中で山道だったり高速ではない道路があるので、距離の割にすこし時間がかかる。

準備編

2週間前あたりから、Mt. Rainierのどこに行けばよいかを調べた。公式サイトが非常に詳しく書いてある。Mt. Rainierは富士山のような形の山であり、とてもたくさんのTrailがある。Trailは日本語でなんていうのかよくわからないけれどたぶん山道みたいな感じ。公式サイトには所要時間とかどんな景色が楽しめるかとかが書いてあった。

自分自身Seattleに来てからこれといった定期的な運動をしていないし、家族も山道に慣れていないし、泊まりではないのでそれほど長い滞在時間がとれないので1時間くらいで行けるTrailがよかった。今回はParadiseという場所からすこし散歩するTrailにすることにした。

その他の準備はお弁当くらい。山でもありレストランが充実しているわけでもないらしい。車はガソリンを入れておいた。あと、Mt. Rainierの近くは携帯の電波がないという話だったので、使っている携帯(Moto G5 plus)であらかじめオフライン地図をダウンロードしておいた。

当日編

当日は朝早く出発した。当日になっての懸念点は、そもそもいまはシーズンなのかということ。Mt. Rainierは標高が高く、上のほうは常に雪が積もっておりたくさんの氷河が円周上にある。道はそもそも雪がないのだろうか、、と調べたところ、とりあえず行こうとしていたParadiseのVisitor Centerまではすでに雪かき済と書いてあった。ちなみに公式Twitterの情報が一番正確そうに見えた。

ということで9時半くらいに出発し、2時間版くらいかけて到着した。妻の運転なので自分はやることがないので写真を撮ったりしていた。途中までは大きめの高速道路を通っていくのだが、途中からは山道になりあまり速度が出せない。 山道に入ったら鹿が出てきて道路を横断していた。

牛が草を食べているところ

途中からはまっすぐな道を進む

非常によい天気の道路

天気はよかったものの、なぜかMt. Rainierのまわりだけはやや曇っており、近づいても近づいてもMt.Rainier そのものはあまり見えなかった。はじめはピクニックコーナーに行ってお弁当を食べようかと考えていたが、Paradiseのまわりはまだ雪が深く、ピクニックコーナーのベンチはまだ雪に埋もれていた。Visitor Centerのまわりの駐車場は結構混んでおり、われわれのようなニワカ勢だけではなくスノーシューやスキーで滑っている勢も多かった。

雪は深いもののせっかく来たので雪の斜面をすこしだけ登った。自分は登山靴でいったけれども妻および子供は普通の靴だったのでちょっと丘に登ったら戻ってきた。やはり登山靴を買ったほうがよさそうだ。ここだけじゃなくて、ハイキングする際に使えそう。お弁当はVisitor Center で食べた。Visitor Centerで食べているのはアジア系の人が多かった。

駐車場の様子。ここの駐車場は盛況だった

こんな感じの斜面を登る。たまにちゃんとした装備の人が来る。

斜面からMt.Rainier 側と逆側を見たところ。向こうの山も雪を冠っている

もうすこし晴れればMt. Rainierが見えるのだけれど・・というところ

Visitor Centerにあった本日の天気ボード。雪崩注意

駐車場に向かう道はこのように左右に雪がまだ積まれている

Visitor Center(立派)

Visitor Centerの1階には軽食が食べられる食堂と、いくつかのソファがあり、2階には小さなMt. Rainier博物館みたいな施設およびお土産屋があった。おみやげはTシャツやパーカー、マグカップなどの定番品に加えてマウントレーニアっぽい熊のグッズとかが充実しており結構楽しかった。靴下を買った。お土産屋ではスノーシューのレンタルもしていたので借りてみたいなとすこし思った。

帰り道ですこしだけMt. Rainierのてっぺんが見えた。

帰り道、いくつか絶景ポイントのようなものがあったので何回か駐車して眺めた。Narada Fallsという滝があり、結構すごい滝だったのだが滝をいいポイント、つまり滝をしたから眺めるポイントで見るためには雪の斜面をくだらなければならず、こどもの機嫌が悪かったことおよび装備が充実していなかったので上からみるのでお茶を濁した。

滝を上から見たところ

 

滝の一部

滝のところから山側を見たところ

それからゆったり運転して帰った。次回は雪がだいたいなくなったときに来てみたい・・本来は今回もそういう予定だったが予想外に雪が残っていたので雪を眺める感じになってしまった。それでも景色はとてもきれいだったので特に悔いはないけれど、やっぱり山道を歩いてみたい。

シアトル自転車一周イベント@Emerald Bike Ride

シアトルの高速道路を走って自転車で1周しようというイベントに出てきた。最高の天気のなか26マイル走って、端的にいってすばらしかった。特にタイムを測ってくれるわけでもなくゆっくり走るイベントで、楽しんで走った。

準備編

シアトルに引っ越してきてからほとんど自転車に乗っていない。本当は自転車通勤したいのだけれど、会社が許してくれないのでしょうがなく車を買って毎日高速道路で通勤している。特に定期的に運動をしているわけでもない。そのため、名古屋で毎日自転車通勤していた頃に比べ、めっきり体力が落ちてしまっていた。

ある日、住んでいるアパートの1階にシアトル1周しようというイベントのチラシが置いてあった。見てみるとSafeco FieldあたりをスタートしてI5を北に進み、UWあたりで東へ向かい520を渡り、ベルビューを通ってI90を西に進みSafeco Fieldに戻るという1周コースだった。ふだんからよく使う高速道路を通るので結構身近で面白そうだった。

会社の同期の友達の内海を誘い、出ることになった。参加費は40ドル。それほど高く感じなかったが、このお金の中から教育目的の寄付がなされるらしい。あと、家族で出ようかという話にもなったがそれはやっぱりやめた。このEmerald Bike Rideが近づくにつれ、自転車でトレーニングしなきゃなと思いながらできていなかった。

結局前日になり、さすがに自転車もそもそも走れる状態なのかを試さないとまずいと思い、家の近所を7マイル走ってきた。体はガタがきていた。必要なものを買おうと思い、BellevueのGregg’sという自転車屋でチェーンにさす油、パンク修理キットを入れるサドルバッグ、飲み物のボトルを買った。家に帰り油をさし、パンク修理キットを探し出して自転車にくっつけた。

この7マイル走った時点で体が結構疲れており、これは過去最低レベルの体力だなと思った。しかし結構楽しみではあり、かつ26マイルしか距離がないからなんとかなるだろうと思っていた。

当日編

当日はスタート時間が朝6時から7時半の間という感じで適当に決められていたものの、あまり遅くいくとI-5のCut-out時間に引っかかってしまうので6時半にスタートしようということにしていた。住んでいるアパートからSafeco Fieldまでは10マイルくらいあるので、1時間弱前には出発しないといけない。ということで5時40分くらいに出発した。前日に8時半くらいに寝たおかげで体調はばっちりだった。


自転車用の看板があるのが面白い

道に迷いながら会場に向かった。最近、昼は結構暑いのだけれど朝はいまだに10度くらいしかなく寒いことが多い。この日も朝6時は結構寒く、オレンジ色のウインドブレーカーを羽織った。道がわからず途中途中で逆走したりしていたが、同じ方向に向かう人たちが結構多くいたので逆走に気づくことができた。予定より時間がかかりながらSafeco Field脇についた。会場近くまで来たら、すでにどんどんスタートしている人たちがいた。

会場付近の様子

出発していくサイクリストたち。Boeingが協賛らしく看板が見える

われわれの組のスタート

合流し、さっそくスタート地点に向かった。スタートはなんとなく50人くらいずつスタートしている感じであった。一応盛り上げ役のお姉さんがマイクでスタートを宣言してくれた。しかし、みんな結構思い思いの自転車できていてとても面白かった。

普段、Seattleでよくみかける自転車はロードバイクが多い。けれども、この日来ていた人たちは本当に多種多様な自転車で来ていた。Burleyの牽引する車を引いている人、2人乗り自転車の人、2人乗り自転車の後ろにさらにもうひとつくっつけて3人乗り自転車の人、リカンベントの人、おばあちゃん、こどもなど。一番びっくりしたのは一輪車だった。一輪車の人は果たしてゴールできるのか怪しいレベルの速度で走っていた。

I-5のトンネルの中。

I-5のトンネルではみんなオー!とかホー!とか叫んでいた。なぜならトンネルで声が反響するので結構面白いのだ。

橋から見るマウントレーニアとレイクワシントン

風景はとても美しかった。高速道路のHOV Laneを止めてこのイベントをしているので、特に高速道路ではあまり車を気にする必要がなかった。そして速度を出さなきゃいけないレースでもないので、みんな思い思いに写真を撮ったり止まって話したりしていてリラックスムードだった。

レイクワシントンの橋の上から

Medinaの小学校に設けられた補給所

途中、Bellevue近くのMedinaに補給所があり、いろいろな食べ物が食べ放題であった。とは言っても個人的にはあまり走っている最中にいっぱい食べたい気分にもならないし、かつアメリカっぽい食事だったので、つまりはそれほど美味しくないので、あまり食べなかった。こんなものがあった。

  • クッキー(アメリカでよくある大きいやつ)
  • ドーナツ
  • カロリーバーみたいなもの
  • バナナ
  • ゼリーっぽい補給食
  • スポーツドリンク

スポーツドリンクはぬるかった。まあもしかするとぬるいほうが体にいいのかもしれない。クッキーとバナナとゼリーっぽいものをすこし食べ、また出発した。

MedinaとBellevueはSeattleに比べるとだいぶ落ち着いた雰囲気の森の中を走っていく感じであった。ときどきCotton woodの種が飛んでいた。途中、家族が沿道で朝ごはんを食べながら応援してくれていたので少し話した。

そのあと、本日2回目となるI-90の橋を今度は高速道路側を通り、Seattleについた。途中は結構辛かったけれど、最後のほうになってくるともう少し行ける感じがしていた。不思議なものだ。

ゴールをしたら参加賞の帽子をもらったあと、打ち上げ会場のPyramid Breweryにいった。帽子はちなみに自転車の帽子と普通のキャップが選べた。普通のキャップを選んだ。なぜなら普通の帽子をひとつも持っていなかったからだ。

走ってみていろいろ思ったことがあったけれど、やっぱりアメリカなのかSeattleなのかわからないけど、みんなやりたいようにやっているのが素敵だった。3人乗りしたい人はそうするし、おじいさんでもロードバイクで出るし、高そうなロードバイクのお兄さんもいれば太っちょのおばちゃんが安そうな自転車で出ていたりしてやりたい放題である。多様で面白い。

打ち上げ会場で食べたチキンストリップ

そこから2時間くらい話をしたあと、また10マイル自転車で走って家まで帰った。帰りは結構暑かった。帰ってからは疲れて倒れてすこし眠った。結局、イベント自体は26マイルだったけれど、行き帰り合わせると46マイル走った。いい週末だった。

幼稚園でフォニックスを教えてもらう

今日はこどもが通っている幼稚園でフォニックスを紹介してくれる親向けのイベントがあるというので、仕事を早めに切り上げて帰ろうと考えていた。が、やはりそういうときに限りうまくいかないもので、急きょ午後4時くらいから午後6時くらいまで会議が設定されてしまい、それが終わってから会社を後にした。幼稚園までは15マイルくらいあり、夕方の渋滞も相まって30分くらいかかって、すでにイベントのうち60%くらいは終わっている感じであった。

それでも途中から話を聞いた。話をしてくれていたのは、こどもクラスの隣のクラスの先生。こどもを幼稚園に送りに行ってこどものクラスの先生がまだ来ていないときに、こどもをよくその隣のクラスで遊ばせてくれていた。毎日挨拶程度はするのだけれど、おばあちゃんで英語がとても聞き取りやすかったし、よい印象を持っていて、今日はその先生でよかったと思った。

フォニックスは、まずアルファベットごとのフォニックスの発音の仕方を覚えて、それからその発音のを組み合わせて3文字の単語とか4文字の単語を発音できるようにする。そのあとにeの音が消えるマジックeとか、いくつかの特殊な読み方をする組み合わせ(chとか)も覚えて、それから徐々に文章にしていくというものだった。

最後まで話を聞いて一番大変だなと思ったのは自分自身がそもそも英語がちゃんと発音できないことだ。自分が発音できない音をこどもに教えるのはなかなか難しい。ましてやこどもは毎日7時間も英語だけの幼稚園に通っているのですでにいくつかの単語ではこどもに発音がかなわないレベルになっているのだ。まずは自分でフォニックスを学ばなければならない。先生の講義が終わった後先生とやり方について5分ほど話していくつかのアドバイスをもらった。

このフォニックスに関して不思議なのは、そもそもなんでこんなものが存在するのかということだった。今日のイベントを聞きに来ている親たちはもしかしたら自分のような外国人の親が多いのではないだろうかと淡い期待をしていたのだが、ところがどっこいみんな英語の発音はかなり良かった。あきらかに発音でも文法的な正しさでも自分がぶっちぎりの最下位である。こんなにちゃんと英語を喋れるひとたちなのになぜフォニックスを学びにわざわざイベントに来たのだろうかと思っていた。聞いているうちに何となく理由のうちのひとつは分かった。

英語は発音と綴りが一致しない言語である。たとえば今日のお話でも触れられていたものだと、chには発音が3つあるし、thも2つあるし、マジックe(makeとか)もあるし、そもそもcとkは同じ音だし。日本語でもいくつかの発音はそのことばがなんの言葉に挟まれるかによって発音が違うことは有名ではあるが、それでもこどもが学ぶ上でとりわけ壁となるわけではない。ひらがなさえ覚えれば絵本はこどもひとりで読めるようになる。英語はたぶんそうではないのだ。発音とアルファベットは別々のもので、覚えないといけないのだろう。こどもが絵本を読めるようになるにはフォニックスとかいくつかのルールを練習しないといけない。現実として、いまうちのこどもはアルファベットは読めるが英語の文章は読めない。聞いてわかるとしても。

最後に教材とか、フォニックスを「親が」学ぶ動画とかをメールで送ってくれるといっていた。私は英語しかできないから英語でメール送るけど読めるかしら?と先生が聞いてきた。最初は何を言っているのかよくわからなかった。こうやって発音はひどいけれど英語でコミュニケーションとれているのに、英語が読めるかどうか質問するってどういうことなのか。けれどもよくよく考えてみるときっとここアメリカではそういう人が結構いるのではないかと思った。日本では、少なくとも俺がいた今までの環境では日本語喋れるけれども読めないっていう人はあまり聞いたことなかったので(実際にはいるのだろうが)、アメリカではそういうタイプの人が結構いるのだろう。

むしろ英語は書いたり読んだりするほうが得意なんだよと伝えた。日本人だからということは全然いいわけにはならないが、日本人では珍しくないのではないだろうか。

フォニックスをこどもといっしょに学びなおせるとよい。こどもは幼稚園でもフォニックスの時間があるのでこどものほうがよっぽど上達は早い気もする。一方で会社では毎日英語を話さないといけないので機会はものすごくある。練習したものを発揮できる場所があるのはよいことだろう。あとは家から帰った後くじけずに英語を勉強することだ。思えば高校生のときから家でくじけず勉強するというのは課題であった・・

子どもの英語力@渡米2カ月

ベルビューのチズムビーチパーク

子どもがアメリカに引っ越してきて2カ月が経った。幼稚園に通うまで2週間くらいかかったので、幼稚園に行き始めてからは2カ月弱である。いまどのくらいの英語力なのかを忘れないために書いておきたい。

もともと、日本に住んでいるときから渡米の準備のために英会話教室に半年ほど通っていた。とはいえ、1週間に1時間学ぶだけなので、英語を自由に話せるようになるのには程遠い量だった。幼稚園に通い始めた当初はたぶん英語がほとんどわからずつらかったのではないだろうかと思う。最初はHelloとかHiとかいう挨拶さえもかなり躊躇していた。

いまは、挨拶はだいたいできるようになってきた。Hello, Hi, How are you, Good morning, Byeなど。How are youと言われたときに適切な返しができているかどうかでいうとあやしいが、それなりに通じている感じはする。幼稚園に通っているほかのこどもの名前もだいたい覚えたようだ。あと、簡単な文はいくつか言っていた。What is this?, Yes, No, Please, Look, Stopなど。子どもはことばを覚えるのが早いとよくいうが、見ている限りは大量に英語を使う機会を強制的に与えられるからじゃないかな。幼稚園ですら、6時間近く英語しか使えない。アメリカで働いている自分でさえ、それほど英語にさらされていないと思う。

また、会話に英語が混ざることがあるようになってきた。本と言わずにBookと言ったりするのを聞いているとすこし違和感がある。やはり日本語と同時に伸ばしていくのはなかなか大変なんだろうなと感じる。幼稚園でうまくやっていけるよう英語が早くできるようになるといいなと思うと同時に、日本語力を学ぶのは現在家庭だけなので、家庭では日本語を重視して話していかないといけない。

アメリカに来てから思うけれど、日本ではあまり見かけることのない「日本語が中途半端なこども、もしくは大人」というのをよく見かける。最初はすこし不思議だったが、アメリカで暮らしていると必然的に英語を使う必要があるので、たとえ日本人だとしても日本語が中途半端になってしまうことがあるだろうなと感じる。日本語が中途半端でもアメリカでは暮らしていけるけれど、日本で日本語が中途半端だと仕事をする上ではかなりの支障になるだろう。そうなってしまうと将来もし日本で働くという選択肢がある場合厳しい道となる。

帰国子女でバイリンガルっていうと何となくずるいなと昔は思っていたけれど、いま思うと彼らは単に日本語と英語のどちらもちゃんと勉強しただけで、いうなれば単に日本語しか話せない人の2倍勉強量をこなしたのだろうなと思う。ずるいわけではなく、単に努力によって得たものだったんだろう。