隕石が落ちた湖を見に行く (3日目)

オレゴンで唯一の国立公園、Crater Lake National Parkに行くことにした。記事のタイトルを「隕石が落ちた」とつけたし、さらに国立公園の名前としては”Crater”っていうのがついているけれども、実際には隕石でできた湖ではない。火山湖である。まあでも見た目的には「君の名は」で出てきた糸森の湖みたいだ。

たかふさんの家を昼くらいに出て、東向きに走った。まさにアメリカの田舎の道をひたすら走るという感じで、しばらく何もない道を走り続けるとたまに思い出したように街が出てくる。たいてい、ガソリンスタンドとレストランと数件店があってそれで過ぎる。街の周りはたいてい速度制限が低くなり、30マイルとか40マイルとかで走ることになった。

Crater Lakeで食べようと思ってSafewayでトルティーヤチップスと、マンゴーサルサとワカモレのホットなサルサを買っていった。それとガミーベアも買っていったので、ガミーベアを食べながら進んだ。たかふさんはガミーベアが好きではないので、ガミーベアを食べている人が信じられなさそうであった。

道は場所によってはひたすらまっすぐで、晴れた道は気持ちがよかった。昨日たかふさんが買ったステレオミニを使って、Radwimpsとかワンオクとかを聞いていた。

こういうひたすらまっすぐな道を進む

走っている途中で見えた遠くの山。森の感じがPacific Northwestっぽい

国立公園の入り口で入場料の15ドルを払った。アメリカはなんでもカード使えるので、カードで払えて便利である。Crater Lakeに近づいていよいよ山頂に近づいてきたところで、ガソリンが著しくなくなっているのに気付いた。山を登っているとガソリンが漏れているのではないかというくらいどんどんガソリンが減っていく。やばいやばいと騒ぎに騒いで、山頂に出てすごい景色が見れたけれど車を停めずに一目散にガソリンスタンドへ向かった。この国立公園内にも1か所だけガソリンスタンドがあるというMazama Villageに着いた。

どんどん上ると雪が出てきた。たかふさんはなぜ雪が融けないのかと10回くらい言っていた

平原

Mazama Villageのお土産屋。ここでは特に何も買わず。ガソリンだけいれた。ガソリンスタンドはこんな山の上だからスキー場価格みたいなすごい値段するのだろうとビクビクしていたが、シアトルより安かった。シアトル物価高すぎである。オレゴン一般価格に比べると高かったけれども。

そこから山頂に戻り、車を停めてしばらく湖を眺めながらトルティーヤのチップスを食べた。ワカモレのホットなやつが耐えられるレベルではないホットさで、だんだんふたりとも食べるのが辛くなった。舌に残った辛さを消す方法が見つからなかった。

こんな感じの湖がみえる

写真からだとわかりにくいがものすごい広さである。広すぎてどのくらい遠いのがよくわからなくなる

雪の残る絶壁

Wizard Islandという湖の中にある島である。火山湖の中にも火山湖があっておもしろい。

雪が残っている。誰かスキーしたような跡がある

写真ではわかりにくいけれどものすごい崖である。落ちたら必死

雪の上にいたカップル。この雪の向こうは崖で、この二人は雪だけに支えられて立っている。雪崩が来たらおしまいである。とても怖くてここまでいけなかった。

湖の色は深い青である。この湖はかなり深いらしく、700mくらいの深さがあるらしい。

しばらくCrater Lakeを歩いたりしてから車で帰った。途中でもう日が暮れて、9時過ぎになってしまったので、たかふさんが沖縄によくあるから行ってみようと言ったのでA&Wというハンバーガー屋にいってご飯を食べた。安いコンボがあったのでそれにし、そのうち家についた。Crater Lakeはいままで体験したことないような広大さを伝えてくれて、いってよかった。はじめにあの景色をみた人は心底驚いただろうなと思った。

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