Nude!二日目。

さて、一日目から最終日な勢いでぶっこんだので、その次の日の朝はぐったりしている人が多かった気がする。しかしそれにめげず、もう一回古座間味へ。この日は俺は弟から借りてきたコンタクトをつけた。昨日の勢いでそのままぶっこみ、シュノーケリング。耳抜きも慣れた。

視力というのは相当影響するようで、昨日の夕方見たはずの海は、全く違った。水族館の海にもぐるような魚がいて、水深は5m以上あるところで自分の体は小さく見えて、体は息を吸ったり吐いたりで沈んだり浮かんだりして、透明度はどこまでも見えるようで、海の中は光が差していて、すべてが美しかった。みんなが浮き輪に捕まっているのも見えずに海に潜ったりしていた。海中のトンネルをくぐったりした。ここに来てもう何が起こっても満足だなあと感じた。

ひとりで感動していたらいつの間にかみんな海から上がっていて、帰る準備をしていた。そこで待っていて、まだ海に出て行って戻ってこない人を待って一回例のアパートへ戻る。そして必要な荷物だけ持って、阿真にあるキャンプ場へ。てつーが借りてきてくれたレンタカーで。しかしそこでバーベキューの準備がないことが発覚。

ということでこーすけと一緒にモリを持って海に行く。モリをつかってやれば魚なんてすぐ取れるはずと思っていたのに、阿真ビーチは遠浅でしかも珊瑚が微妙なのであまり魚がいないのと、さらにいてもモリで刺すのは非常に難しいことが分かった。モリはただのモリで、ゴムとかくっついていないので、自分の手の分しかリーチがないし。

無人島との半分くらいの地点まで行ってから、半ば諦めていたところで俺がめっちゃ目を凝らして、保護色を頑張っていたダルマオコゼ(そのときはそう思ったけれど、今となってはオニオコゼかもしくは他のオコゼかカサゴ系の魚か良く分からない。ヒメオコゼのような気もする。どっちにしろカサゴ目フサカサゴ科かオニオコゼ科の魚。)を発見。それをもりを持っているこーすけに伝えたところ、わかっているかどうか良く分からなかったけれど、勢い良く刺した。刺さった瞬間に暴れるかと思いきや、全然反応なしで良く分からなかったけれど、その後暴れた。

段々寒くなってきていたし、ということでテントのところまで持って帰った。その後、頑張って毒があるであろうヒレをよけて内臓を取り、割り箸に刺して焼くことにした。そこらへんから焚き火をすることになって、鉄板焼きをやっている横で、薪を集めてきたり、葉っぱを集めたりして燃やした。そのうち鉄板で焼いているのを食べたりした。さっきの魚はプリプリでめちゃくちゃうまかった。

中途半端な時間の昼食が終わって、また海へ。ビーチバレーをやる人たちを置いて、ヤン・こーすけ・俺で海へ。漁港のほうまで行ってみた。そのときに、俺一人で先に進んでいたら海中でなんか巨大なものを発見。なんか分からないけど逃げなければと思ったのだけれど、そこで目を凝らしてみてみると海ガメだった。まさに亀仙人のとこに住んでる奴くらいの大きさで、もぐってみると下にはコバンザメがくっついていた。泳いでいてあんなでかいカメに会えるとはと思い、感動。さらにその後ウミヘビもみた。海上では雨が降ったりやんだりしていた。

段々寒くなってきて浜に上がったらてつーが埋められていた。いろいろなものを体にくっつけていたけれど、本人は何故かぐったりしていた。電話ボックスを作っている人たちもいたけれど、それも結局完成しなかったようだ。その後テントに戻って夜ご飯の支度。

良く見えない中でてつーが持ってきた回して発電する蛍光灯で照らしながらチャンプルーを食べた。その後、買出しへ。105まではなかなか距離があるのだけれど、歩いて。星がめちゃくちゃ見えた。途中で巨大ヤドカリと出会う。菊の露40度を買って進むも途中で割れる。その後交渉で戻ってきたらしい。しかしその袋で運んだ俺は左手の激しい筋肉痛とTシャツの泡盛臭さが残った。

戻ってからもう一度ビーチへ。とても星がきれいで、しかも良く流れ星が落ちた。あんなに流れ星を見たのは初めてだった。その後不穏な空気が流れ、ニョッキが始まり、夜の海へ監視員付きでダイブ。その後ニョッキが始まって一発負けで突っ込むという激しいのをやった。最後には何故か水着まで脱ぎだして突っ込んでいた。海は夜光虫がいて、かきまわしたりすると光るという面白い状況になっていた。

天の川まで見える星空の下騒いだ後、戻って焚き火を囲んでなんとか復活させようとして頑張って濡れた松葉を乾かして投入した。その後テントでみんなの足の方にあった空間に寝た。

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