カナダ2日目(バンクーバーからジャスパー)

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2日目はバンクーバーからカナダのリゾート地ジャスパー(Jasper, アルバータ州)までの旅だ。この過程は非常に距離が長い。Google先生のナビによると大体9時間位かかるだろうと言う予想であった。距離で言うと大体500mile、kmにすると800km位だ。しかも途中はそれほど道がよくなく苦労が予想される。本当にたどり着くのか不安であった。

一方で前日発生したタイヤの低圧警報は、未だ問題を引きずっていた。とりあえず説明書を見ると日産のディーラーに行けと書いてあった。ちなみに車は日産のVersa Noteと言う車だ。日本で言うところのノートと同じような車だと思っている。

この日はちょうどクリスマス、12月25日である。アメリカでは12月25日はほとんどのお店が休みである。カナダではどうなんだろうなあと思っていたが、やはりバンクーバーではほとんどのお店はお休みだった。ご多分にもれず、日産のディーラーも休みだった。しょうがないのでガソリンスタンドに空気を入れに行った。前日に空気圧がちゃんと測れないまま適当に空気圧を入れたのをちゃんと調整しようと思ったからだった。

ガソリンスタンドに着いて、今度はゲージがあることを確認し、空気を入れようと思った。しかし空気を入れるにはカナダドルの硬貨が必要であった。基本的に今回の旅では、すべての支払いをクレジットカードで済ませていく予定であった。それが最も簡単な方法であり、かつ手数料も安いからである。ちなみに日本のクレジットカードのほうがアメリカのクレジットカードより為替手数料が安い。そういう事情からカナダドルの現金は1円も持っていなかった。まずはATMを探す必要があった。

近くのスーパーにATMがありそうだったので行ったものの、そのスーパーは閉まっていた。そこで、ガソリンスタンドの付属しているコンビニエンスストアに行ったらたまたまATMがあった。そのATMで、アメリカの銀行口座(アメリカドル)から、カナダドルの引き落としを行った。多分結構手数料がかかるんだろうなあと思いながら、一方で空いてるお店もないししょうがないだろうなと思った。20カナダドルを手に入れ、それをコンビニのお店の人に外の空気入れに使えるよう両替してもらい、車に戻り、車のタイヤに空気を入れるのをスタートした。

空気を入れてみると、前日入れたはずのタイヤは、タイヤの規定以上に空気を入れていることがわかった。タイヤの空気圧に対する警告が点灯していたのはこのためだった。原因がわかったためタイヤに書いてある規定の空気圧に修正した。さらに、前日警報が鳴ったのは後輪だったため、前輪に対しても同じように空気圧を調整した。前輪はむしろ空気圧がかなり規定よりも低くなっていた。前日夜寝る前にインターネットで調べたところによると、ガスの状態方程式より、温度が低いところに車で来るとタイヤ内の空気圧も下がると書いてあった。きっとそう、それが原因だろうと思った。ちなみに前輪と後輪は違うタイヤを履いている。車を買った時からそうなのであった。

これにより、車のタイヤの調子は良くなったので、本日の目的地ジャスパーに向けて出発した。長旅だったのでトラブルも予想されたので、本来は朝早くに出たかったのだが、ガソリンスタンドの空気圧の調整を行っている間に、それほど早い時間ではなくなっていた。結局のところガソリンスタンドを出られたのは朝10時前位だ。

そこからひたすら高速道路を北東のほうへ進んだ。進んだ道はほとんど都市と言うような都市がない。カナダの大きな都市と言うのは本当に限られているんだなあと実感できる。ほとんど田舎か山の中である。1度山を越えると、だんだん道路が雪混じりになってきた。外の景色も森に雪が積もった景色になってきた。

途中何回かガソリンスタンドでガソリン補給した。本当にまばらにしか街がないので、1時間走ってもその間にガソリンスタンドがないと言うことがあり得る。なのでガソリンがなくなったらガソリンを入れると言う、通常やっているようなやり方が通用しない。ガソリンが半分を切ったところで、ガソリンスタンド探し始めて、そこから30分とか1時間とかしたところでようやくガソリンスタンドを見つけ、そこでガソリンを入れる感じである。また、トイレ休憩も主にガソリンスタンドを利用するため、ちょくちょくガソリンを入れる。

昼ご飯も止まったガソリンスタンドの横にあったコンビニで買った。サンドイッチである。ちなみにカナダのガソリンスタンドとアメリカとで、ガソリンの入れ方が異なる。アメリカの場合、1番初めにクレジットカードをぐっと入れてすぐさま抜き出す。すぐさま抜き出さないとエラーになってしまうのだった。一方でカナダの場合、クレジットカードを入れてから、認証されるまで数秒間挿したまま待つ必要がある。はじめはアメリカとやり方同じなのかと思い、何回も失敗した。もう一つ異なる点は、アメリカとカナダにアメリカと異なり、日本のクレジットカードであっても使えると言うことだ。アメリカの場合クレジットカードを入れると、大抵ZIPCODEを要求される。ZIPCODEと言うのは郵便番号のことで、もちろん日本の郵便番号は使えないので、日本のクレジットカードはそこで認証ができないわけだ。一方でカナダでは、ピン認証だったので、日本のクレジットカードのピン番号を打つことで、ガソリンを入れることができた。


この日はひたすら、カナダのブリティッシュコロンビア州内の移動である。最後のジャスパーに着く30分前ぐらい予約、アルバータ州に入る。ブリティッシュコロンビア州は本当に長かった。バンクーバーは寒いといってもまだ常識的な寒さで、セ氏度で0度付近だったのだが、ブリティッシュコロンビア州とアルバータ州の州境に入るあたりで、大体気温がセ氏度でマイナス25度とかマイナス30度位になってきた。最後に給油したガソリンスタンドでは、通常ガソリンスタンドに装備されている、窓を拭くための道具でさえも水ごと凍っていた。不凍液が入っているはずなのに凍っているのである。確かに、途中からウインドウウォッシャー液も使えなくなった。ウインドウウォッシャー液に関しても、華氏度でマイナス20度が限界であった。これを超える気温になることもあった。


幸いなことに道路がツルツルでチェーンが必要な状況にはならなかった。車が走る轍の部分には、ほぼ雪は無い状態がほとんどであった。多少氷が残っている部分があったが、そういうところはそろそろと走ればなんとかなる位であった。結局ジャスパーのホテルに着いたのが夜9時前だった。

9時前と言う時間は1時間損をしている。ブリティッシュコロンビア州からアルバータ州に入るところで、時差が1時間あるのだ。なのでほんと8時に着いたと言うような心持ちであったが、ついてみたら9時になってしまったと言う感じである。1時間でもかなり違和感を感じるものだ。

泊まったホテルはそれほど新しい感じではなかったが、それなりに良いホテルだった。その日は本来、レストランに食べに行きたかったのだが、レストランは夜9時の時点でもう閉まってしまっており、しょうがなく車でずっと食べてきた家から持ってきたもの食べた。後から振り返ってみると、この日が最も長く車で走ったことになる。道路が走りやすい道で本当によかった。雪道を長距離にわたって走ったため、車ものすごく汚くなった。

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