ブラックバスとブルーギルのおいしい食べ方

日紀

息子がブラックバスを釣りたいというので色んなルアーを買ったり、色んな池とか川に行ったりしていたが全然釣れなかった。しかし、この前みつけた自転車で1時間くらいにある公園の池にブラックバスがいるという噂を聞き、1回目はダメだったものの2回目は1回目に釣れている人の釣り方やポイントを参考にしたら、たくさん魚が釣れた。ブラックバスとブルーギルである。

ブラックバス
ブルーギル

どちらも大きくなる魚だが、その池は小さくて水深も浅いので大きくても20cmくらいのサイズの魚しかいなさそうだった。全部で30匹くらい釣れたのだが、はじめて釣る魚なので、よい食べ方がよくわからなかった。インターネットではまずいとかまずくないとか、いろいろ書かれているがそもそも釣れた場所とかサイズによってもだいぶ違いそうだ。今回はちょっと考えた末、ブラックバスは塩焼きと一夜干し、ブルーギルは煮つけにすることにした。

ブラックバスの塩焼きと一夜干し

大きめの3匹は塩焼きにしてみた。海の魚とはやはり違う味で、悪くはなかったが、香りがやや独特で、アユにも少し似た、でもアユよりやや豪快な感じだった。この香りがおいしいと思えば美味しいし、この香りが苦手ならそんなにおいしくないともいえる感じだった。個人的には嫌いじゃない。

一方で、一夜干しはめちゃくちゃおいしかった。普段、サッパ、アジ、サバ、コノシロなどの青魚を一夜干しにしている。青魚の一夜干しというか干物は、やっぱり青魚特有の強い味がするので、美味しいのだが上品な感じはしない。ブラックバスの一夜干しは非常に上品な白身の干物の味で、塩焼きのときに感じられた香りはなくなっており、絶品だった。まずいまずくないという議論が不要なくらい普通においしい魚になっていた。

ブラックバスの一夜干し

レシピは、次の通り。

  • ブラックバスのウロコを取り、頭を落とし、背開きにし、ワタを取る。浮袋のつけねの油がおいしくないという噂を聞いたのでその部分は特によく洗う。
  • 振り塩をして30分おいておく。
  • 30分したらよく水洗いする。
  • 水気を取って網に干す。我が家ではダイソーの野菜干し網を使っている。
  • 次の日の朝に網から取り、冷蔵庫に入れる。

ブルーギルの煮つけ

ブルーギルは子供のころに釣ったことがあったが、その時は近所の子供たちにあげてしまって自分で食べたことがなかった。今回は特にブラックバスより小さかったのもあり、まとめて煮つけにすることにした。これもとてもおいしかった。煮つけにするとウミタナゴとかヒイラギみたいな感じに見えるが、ウミタナゴよりだいぶ身がしまっておりおいしい。

ブルーギルの煮つけ

レシピは次の通り。

  • ブルーギルのウロコを取り、腹側から包丁を入れ、エラや内臓を取って中身をよく洗う。ウロコは腹側に残りやすいので注意。
  • 鍋にブルーギルを敷き詰め、しょうゆ:酒:砂糖:みりんを1:1:1:1で調合したものを上からかける。今回はすべて大さじ3杯使った。
  • 落し蓋をし、中火で5分間煮る。煮汁がゼロになると焦げるので、煮汁の残り具合を確認する必要がある点に注意。

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