車を買ってナンバープレートを変えた

日紀

車を買った。10年落ちの車を譲ってもらった。普通に新車を買うとか、中古車を買うとかいうときには自分でナンバープレートを変える必要もないはず(車屋が代行してくれる)だが、個人から買ったときにはその手続きを自分でやる必要がある。もちろん誰か専門家に頼めばやってくれるのかもしれないが、調べたり人に聞いてみたりしたところ自分でも十分にできそうだったので自分でやることにした。その記録をメモする。

準備

まずは必要書類の準備である。愛知運輸支局のウェブサイトに記載がある「移転登録(管轄変更、ナンバー変更を伴う名義変更)」を参照すればよいが、下記の書類を準備する必要がある。

  • 旧所有者
    • ④自動車検査証(有効期限内のもの)
    • ⑤譲渡証明書※(旧所有者の実印を押印)
    • ⑥印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)
    • ⑦委任状※(旧所有者の実印を押印。ただし、旧所有者本人が申請する場合であって、①OCR申請書に実印押印があれば不要。)
  • 新所有者
    • ⑨新所有者の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)
    • ⑪新使用者の車庫証明書(警察署発行、40日以内のもの)
    • ⑬自動車の持ち込み、ナンバープレートの取り付け等に必要な工具類

旧所有者からもらっておくもののうち、車検証と印鑑証明はそのままもらえばよい。車検証はいまはIC化されているので、IC読み取りアプリで中身を読み取ることができるので、いつまで有効かを確認できる。譲渡証明書と委任状については、フォーマットが運輸支局のサイトにあるのでそれをダウンロードし、印刷して使う必要がある。譲渡証明書に関しては実印が必要。

自分で準備するものの手に入れ方は下記のとおり。

  • 印鑑証明書: 区役所などで実印登録し、発行してもらう。マイナンバーカードがあれば、コンビニ等で発行できる自治体もある。
  • 車庫証明: これは面倒。まずは警察のウェブサイトにおいてあるテンプレートをダウンロードし、印刷し、必要な個所を書き込む。特に面倒なのは所在図・配置図のうちの配置図で、これは自分で駐車場の地図を書かなければならない。駐車場の大きさ、道路の長さなども測らないといけないので、メジャーを使って自分で測りにいった。また、賃貸の場合、大家さんから承諾証明書を手に入れる必要がある。これらを警察に持っていき、お金を払って、5日くらいするとできあがるのでまた取りに行く。
  • ナンバー取り付け工具:ドライバーがあれば通常はOK。

上記がすべて準備できたら、運輸支局にいく。ちなみに、これ以外の車を乗るための手続きとしては、下記がある。

  • 任意保険の契約
  • 自賠責保険の確認

手続き本番

上記ができあがったら、平日昼間に運輸支局に行く。まずは受付の機械みたいなもので受付をすると、紙が5枚くらい出てくる。この中にOCR申請書があるので、これの中身を車検証などを見て埋める必要がある。このOCR申請書は自分で家で印刷してきてもよいし、何なら現地で悩むのを防ぐために少なくとも書き込む内容については調べてきたほうがよい。今回は途中まで書いて持ち込んだが、現地でわからないところを調べながら書き込むのはなかなか大変だった。

全部できたら手数料を払う窓口にいって、払って(今回は700円だった)、その印紙を申込用紙に貼る。その紙を含め、必要な紙を指定された順番にクリップで止め、申し込み番号が書かれた紙といっしょに、提出ボックスに提出する。そこからは45分くらい待った。

運輸支局の待っている席

準備ができたら番号が呼ばれるが、呼ばれる状況はウェブで見れる。なので、必ずしもこの事務所内で待っている必要はない。今回は車の中で待っていた。申し込みが受理されたことがわかったので、新しい車検証を受け取り、自動車税の事務所へ移動する。

自動車税の事務所で書類を提出したあと、自分でナンバープレートを外す必要がある。ここで問題があり、ナンバープレートを止めているネジが盗難防止用の特殊なネジ(桜の形のようなもの)だったのでそもそも持ってきたドライバーで開けられないことがわかった。それをナンバープレート交換のところのおじさんに相談したところ、近くの整備工場に行ってネジを切ってもらうことをお勧めされた。

そこで、近所の整備工場に歩いていき、おじさんに聞いてみたら1本500円で切ってくれるとのこと。そこで、運輸支局の駐車場に戻り、車を整備工場まで移動して、切ってもらった。グラインダーで10秒くらいで切れた。1500円払って(後ろナンバープレート左側の封印のネジは通常ネジのため切る必要がないため3か所の料金)、運輸支局に戻って、ナンバープレートを外して持って行った。

ナンバープレートを返す機械みたいなものがあるので、そこにセットしてボタンを押すとナンバープレートが下の箱に落ちていった。裁断されたと思われる。その後、新しいナンバープレートをくれる窓口に行き、1980円払ったら新しいナンバープレートとネジ4本をくれた。それを持って車に戻る。

車に戻り、新しいナンバープレートをつけた。ネジは普通のやつなので盗難はされてしまうだろうが取り付けやすい。ナンバープレートを取り付ける台みたいなところは、ふつうは掃除できないのでいい機会だと思って濡れたタオルできれいにしてからつけた。バケツと水を準備してくるともっとよさそう。

この状態で封印するための場所まで車を運転する。そうすると前の人の封印を封印おじさんがやっていたので、少し待った。前の人が終わったら、若干車を前に移動し、自分の車を封印してもらった。まずは車体番号をシートの底で確認し、そのあとに封印。封印自体は5秒くらいの早業でやっていたのでどうやっているのかよくわからなかった。

それで作業は終わりなので、運転して家に帰った。運輸支局での作業は準備作業が煩雑で面倒ではあったが、運輸支局の人は総じて優しく親切な人が多く、好感を持った。警察で行う免許や車庫証明などの対応の人に比べるとずいぶんいい人たちでよかった(個人的な感想だが警察の人は全般的に上から目線で横柄な態度のパターンが多い)。整備工場のおじさんには助けられた。

アメリカに比べると面倒な書類作業はとても多い(特に警察関連)が、まあ頑張るとなんとかなるなというタイプの作業だった。

残作業

この時点で残っている作業は次のとおり。

  • 自賠責保険の名義変更
  • 任意保険の登録情報(ナンバー)変更

自賠責保険の名義変更はネットでできる。One-JIBAIというサイトに登録し、必要な書類の写真をアップロードすることで可能。一見簡単そうに見えるが、アップロードしたあとに原因不明のエラーですと言われて3回くらいやり直したのが曲者だった。スマホでの手続きはあきらめ、パソコンで何回か試行錯誤することでうまくいった。正攻法ではいかない使いにくいサービスである。

任意保険のナンバー変更は、代理店の担当の方に登録事項証明書を送ったらやってくれた。これはスムーズ。

これでようやく車に乗れるようになった。日本で車を所有するのははじめてなので、これからどういう風に車を使っていくのかわからないが、せっかくあるのでたくさん使っていきたい。

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