台風が来て試験飛行は中止になってしまったようだ。ということで数値計算のレポートを書いていた。行列の絶対最大固有値のヤコビ法による数値解、3点のラグランジュ補間、数値積分(円周率の計算)、オイラー法で微分方程式、単振動の2階の微分方程式のルンゲクッタ。一応ちゃんと全部やったからおばちゃんも許してくれるんじゃないだろうか。
そして新盆なのでお墓参りへ。久しぶりに両親と会う。しかし昼ごはんを食べなかったのでおなかが空いていた。手が線香臭くなりつつ帰ってきて、夜ご飯を食べた後、WASApediaについて180と相談して、てっちゃんのやつとか作ってみた。それからツール観戦。
昨日は平坦ステージ(第6ステージ)で久しぶりにボーネンが勝った。jsportsのクイズはボーネン何位?とかいうやつだったので、まさにそれだった。平坦なのでもともとpelotonでゴールできれば差はつかなかったんだろうけれど、昨日の落車で膝を手術した痛痛しいヴィノクロフが心配だったが、なんとか後ろの方でタイム差なしでゴールしていた。
そしていよいよ始まった第7ステージ。アルプスの山をもりもり登る。最初のほうはボーネンがスプリントポイント取りにいったりしてあんまり変わらなかったけれど、山になるとどんどんpelotonが小さくなっていく。しかも今日は15人も逃げてて、最後の1級の峠になってもまだ5分差くらいあった。
ヴィノクロフ・クレーデンはなんとかpeloton内でなんとかついていっていた。他のエース級も。面白かったのはマイヨジョーヌ着てるカンチェラーラがボトル運び+前で引いていたこと。今日からは山岳だからTTスペシャリストはアシストに徹するらしい。スプリンターはじゃんじゃん遅れる。そして峠に入るとこれぞツールって感じだ。
人が左右にいっぱいいるところをどんどんアタックかけて上ってく。逃げの中からTモバイルのゲルデマンが飛び出し、そのまま山頂まで行って山頂1位通過。pelotonとはまだ結構距離があったから、この時点でこりゃマイヨジョーヌだなと思った。pelotonはラボバンクとか引いてるけど、やっぱ平坦コースと違って引くメリットが少ないんじゃないかと思う。遅いからそんなに風圧ないし。
そしてそのままゲルデマン1位でゴール。鼻水出しながら超泣いていた。まあそれは嬉しいんだろうなあと思った。あのゴールしたとこは気持ちよさそうだった。pelotonは3分半くらい遅れでゴール。ヴィノクロフもなんとか着いてきてほっとした。CSCが結構遅れてる気がする。今のところの本気総合狙いのエースはそんなに遅れてない気がする。
エース級、たとえばバルベルデ、ペレイロ、サストレ、シュレク(兄)、ライプハイマー、コンタドール、エバンス、ロジャース、マヨ、モロー、クレーデンあたりはみんな4分台の遅れで同じくらい。やっぱ落車の影響でヴィノクロフだけエース級では遅れが5分台な気がする。というかディスカバリーのグセフ、昨日までマイヨブラン着てたけど、意外と強い気がする。TT強くて山も結構上れてるし。でもまあプロローグじゃちゃんとしたTTには入らないんだろうな。
明日は本格的な山岳。アルプス。ここで誰が遅れるんだろうか、と思う。というか見てると走りたくなってくるけれど外は雨。明日は試験飛行行くのだろうか。
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