幸せな自転車と腐った脚と山中湖で夜の行軍:山中湖旅行1日目

4日の朝、普段の行いが悪いおかげであまり眠れず2,3時間寝て起きて荷物だけ持って馬場へ。もう集合時間の10時過ぎてるからみんないるかなと思ったらやすしかいない。とりあえずやすに荷物を預けて待っていたら人が集まり始めた。俺は自転車で行くのでそこから帰って準備をした。走ることが目的でなく手段だけど荷物は少なめであることにこしたことはないのでパンク修理系のものと鍵、ハートレートとウインドブレーカーだけ持った。この前の風張峠で寒さにはこりたから。

とりあえずルートは、

明治通り→甲州街道→鶴川街道→尾根幹→町田街道→413号→道志みち→山中湖CR→旧鎌倉街道

で。まず理工展へ。時間がないのでスピーカは作りたかったけれど作れなかった。前日に行っておけばよかった。ヤンが10時集合って言ってたのになあとか思う。外で機体を展示していて何人かと話したけれど去年とはフェアリングのできは雲泥の差だなあと思う。思えば3泊4日とかやってたのが去年だった。

天気が良くていい感じ。

フェアリング。フィレットも全部ついてる力作。

この時点ですでに12時少し前だったので時間的危なくなってきた。途中で実家によっておにぎりをあっためたのだけど、そこで荷物を整理していたらウインドブレーカーを置き忘れてしまった。格好は下コーデュロイで上がボーダーのロンTというこれから山中湖まで行くとは思えぬ格好だったのでここで置き忘れたのは致命的だった。

尾根幹。ローディが結構いた。

たまに出会う人たちは俺の中途半端な格好がおかしいのではないかと思ったのではないかと妄想した。

尾根幹はアップダウンをひたすら繰り替えす道で、人工的な広い道。しかし同じような地形が繰り返すから自分が進んでいるのかわからなくなるな。町田街道で橋本に向かい、橋本で413へ。山中湖に自転車で行くのはタイヤバーストで引き返したのを含めると4回目なのでもう道は覚えてる。時間があまりないので休憩はほぼ無し。最後の曲がり角を曲がって「山中湖46km」の看板が見える。

天気は晴れていて気持ちよかった。時間はないけど。もうこの時点で15時くらいなので帰ってくるローディと結構出会う。あの人たちはこんな時間から上るなんて、と思ってたんじゃないかとか思った。調子は悪くなく結構予定通りに進む。でも段々曇ってきて、さらに陽が傾きかけてくる。つまり暗くなってくる。不安は増す。

道志の道の駅で。秋が感じられる。

進むにしたがって紅葉は濃くなってくる。相模原ではまだまだだと思っていたけれど。最後の山伏峠は今までで一番楽だった。多分今までで一番荷物が少ないからだと思う。しかしどんどん暗くなってくる。それから道の駅から峠まではほぼ8.0kmくらいだった。毎回長さを測っては忘れるのだけど。

峠から下を見たところ。すでに陽は落ちかけている。

峠からのくだりはあまりにも寒いのでロンTの中に道の駅でもらってきた紙を入れて降りた。でもかなり寒くて限界が近づいてきた。平野まで降りると剣道部の合宿を思い出す。山中湖を内回りに半周して逆サイドへ。すでにこのころ真っ暗で車がこないと殆ど見えなかった。逆サイドのセブンで初の補給。ホットココアとジャムパンを食った。そこからさらに真っ暗な旧鎌倉街道を走る。

目的地らしきところについたときにはかなり寒かった。真っ暗な上に誰もいなくてほんとにここなのか心配になってきていたら、管理人のおばちゃんが来て中に入れてくれた。トレーラーハウスに泊まるの初めてで色々観察した。ドアのたてつけとか便所のドアがないこととかがアメリカンな感じだったけれど快適だった。待っていたらみんながついた。

キッチン・便所・シャワー・テレビ完備。暗くてなんだかよく分からない写真だけど。

外でタカフとやすが火をおこしているのを見つつ中でまったりしていた。そのうち買出しに行ったてっちゃん+アラレが帰ってきてバーベキューが始まった。ビールで乾杯。肉と焼きそばとか食べた。ギターがあったのでギターを弾いたりして、そのうち寒くて中に入った。中は暖房が効いているのでみんな眠くなってきてどんどん寝始めていた。さらに時間が経ってみんな寝るモードになったので外に買出しに行くことに。

俺が自転車で近いと思っていたローソンは意外に遠くて寒い中てっちゃん、タカフ、きみちゃん、俺の4人はとぼとぼ歩いた。しかし寒かった。ローソンで色々買った。外でアイスとカップメンを食って復活し帰路へ。帰りにお稲荷さんへ。鳥居をいくつもくぐって狐ににらまれつつ鈴を鳴らそうとしたらパッと明かりがついた。そういうしかけになっていたらしい。

帰ったら2時ごろであんまり飲まずにみんなが寝てしまった。しょうがないので歯を磨いて布団を集めて廊下で寝た。どうやら布団はぷん太のを奪ってしまったらしい。

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