大晦日である。日本では大晦日といえば家族とゆっくりと過ごし、夜には紅白歌合戦を見たり格闘を横目で見たりしつつそばを食べて、夜になったらゆく年くる年とか始まったり、除夜の鐘をつきにいったりしていたものだ。アメリカではどのように過ごすのかよく知らないが、Seattleでは花火をやるという話を聞いた。
どうも調べてみるとSpace needleあたりで花火をやるということがわかった。夜、花火を見に550バスに乗りSeattleへ向かった。Westlake centerで降りて、Space needle方面へ5th aveを歩いて行った。まわりも花火目当ての人が多いようで、街は遅い時間にもかかわらず人が多く、騒いでいるタイプの人も多かった。あらかじめ調べていった時間になっても花火が始まらないのでなんでかなとか思っていた矢先に花火が始まった。
正確には、花火は12時を待ってスタートしていた。花火を「打ち上げる」というよりはSpace needleのStructureのいろいろなところに仕掛けられた花火が四方八方に出ている感じで、日本ではなかなか見たことがないものだった。花火も美しいし、周りのアメリカ人たちはHappy new year!とか言って騒いでいるしなかなか日本のゆったりとした正月の迎え方とは違うなとか思った。
花火が終わったらみんなものすごい勢いで帰っていった。我々も負けじと駅にいそいだのだが、終バスはすでに消滅していた。歩いて帰るとかそこらへんでうろうろして日が昇るのを待つこともできたが辛いので、Uberで帰った。Uberはかきいれどきであるため値段が3倍とかになっており非常に高かった。時価で決まるため、Bidのタイミングで価格がめちゃくちゃ変動するのだが、我々が頼んだタイミングはなぜか高級車のほうが安い設定になっていたので高級車で帰った。
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