アメリカではじめて病院(Urgent Care)に行った

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アメリカに来て初めて病院に行った。病院にいったきっかけは、黄色い鼻水が鼻から出たことだった。おいおい風邪を引いた時なら黄色い鼻水とか緑色の鼻水とかそのいうものは普通でるんじゃないかと思うかもしれないけれども、今回出た黄色い鼻水は少し違って、すごいサラサラだったのだ。何に一番感覚が似ているかと言うと鼻血に一番似ていた。普段の鼻水とは全然違うサラサラしたものが出てくるから、それがポタポタ垂れてきてしまう鼻血だ。それと同じぐらいサラサラした黄色い液体が鼻から突如出てくるのだ。これはもう何か病気だと思った。

Google 先生に調べてもらうと、どうやら副鼻腔炎だということがわかった。慢性化した状態ではいわゆる蓄膿症である。いくつかのサイトを調べると、特に信用のおけそうな感じのサイトを調べると、初期であれば第一選択肢は抗生物質だった。なぜならば副鼻腔炎の原因は主に細菌らしい。ということで英語が全然わからなかったとしても、とりあえず抗生物質でさえもらってくれればなんとかなるんじゃないかという希望が湧いた。

一般的にアメリカでは自分のホームドクターを見つけて、何か調子が悪い時になったらそこに行くことになっている。ただし、まだアメリカに来てから病院に1回もいったことがないので、そもそもホームドクターというものを決めていなかった。ホームドクターを決めていない人でも、何か風邪をひいたとか病気になったとかで緊急的にかかれる病院がある。それが urgent care である。もう一つ種類があって emergency room というのもある。調べてみると urgent care の方が料金が安いらしい。それから待ち時間が少ないらしい。 Emergency room というのはもっと重症の人が入ったり、後は保険に入っていなかったりする人でも行けるようだ。

そういう事情が分かったので、とりあえず urgent care に行くことにした。近所にある大きな病院系列のUrgent Careが四つあった。それらの四つはインターネット上でリアルタイムの待ち時間を見ることができたので、その四つの中から一番待ち時間が少ないところへ仕事が終わった後に駆け込んだ。そうしたらやはりその待ち時間は正しかったらしく、自分がその病院に行った瞬間には誰も待っていなかった。

受付では自分の ID と保険証を見せて、さらに書類に2枚ぐらいサインをして、35ドルのお金を払って、それで診察室に向かった。診察室ではまず看護師がやってきて、自分のこれまでの病歴とかアレルギーがあるかどうかとか、後は基本的な血圧測定身長体重測定、血中酸素濃度呼吸数、そういったものは測っていった。看護師は若い白人女性であった。薬でアレルギー反応があるものかどうかと聞かれた時に、ある種類の喘息の治療薬の気管支拡張剤に対して悪寒がするということを英語で言おうと思ったのだが、そもそも気管支拡張剤はなんと英語で言ったらいいのかわからなかった。そうやって戸惑っていたら、通訳を呼ぶかと言われた。もし通訳がいるんなら選んでもらえるといいなと伝えたら、電話越しに通訳を呼んでくれた。看護師と自分がそれぞれ電話を持って、電話の先に通訳が入る感じである。

ただし、通訳も別に喘息のスペシャリストというわけではなく、気管支拡張剤を何と表現するかについても、自分と同じような英語の表現でしか表現できていなかった。ただもちろん通訳は英語は非常に流暢なので、会話で 押し通していた。結局その気管支拡張剤に関しては自分でGoogleで調べて携帯の画面を看護師に見せた。その後も、例えば親類縁者に心臓病を患った人はいるかとか、そういう感じの質問は続いたが、大体の質問は英語のまま理解できた。そのため通訳はそれほど必要ではなくなってしまい、最後の方には看護師と直接話していた。通訳は看護師との会話で役割を終えたため終了し、看護師は医者に通訳が必要ないと思うと伝えたらしく、医者との問診は通訳は介さなかった。

見てくれた医者は白人のおばちゃんであった。質問を20から30くらいして、その結果やはり副鼻腔炎だと診断された。副鼻腔炎は英語でSinusitisという。おばちゃんによると治療には4週間から8週間ぐらいかかるということだった。治療方法は、まずは鼻うがい。鼻うがいが何としてもメリットしかないと強調していた。それから鼻に噴射するタイプのステロイド剤。これは朝晩やることと言っていた。それからやはり抗生物質。

おばちゃんによると抗生物質にはいくつか種類があるらしく、通常副鼻腔炎に対する抗生物質は三つの選択肢があると言っていた。名前を紹介してくれたが、そもそも英語で、長く、特にラテン語っぽい名前を覚えられるわけがなく、とりあえず詳しく説明してくれているなと思った。第一選択肢としてあげられた抗生物質は日焼けに弱いとのことだった。なのでメキシコに旅行に行ったりする予定はないかとかそういうことを聞かれた。行かないよと言ったらとりあえずそれを処方するという話になった。

とりあえずそこで診察は終わり、支払いもなく薬局に車で行った。支払いは通常後から請求書がくるようだ。35ドルですべてまかなわれる場合は、請求書が来ないというパターンもあるのかもしれない。ここから先は医療機関と保険会社の間で、患者と保険会社でどれだけどのくらいの金額を負担するかということを決める。そのプロセスに時間がかかる。

薬については、今まで一緒に来たことがなかったのでシステム自体をよく知らなかったのだが、どうやら医者から薬局に対して直接処方箋が送られるようだ。そのため自分がやるべきことは、薬局に行ってそれを受け取ることだけである。これは待ち時間はないので非常に楽だ。一方で医者から言われた指示には、処方薬だけではなく市販薬も含まれていた。これが面倒である。

アメリカでは色んなものが市販薬として売られているらしく、処方薬として出されるのごく一部なようだ。市販薬は色々種類があり、色々というのはもし同じ成分だったとしても、いろんな会社が同じ成分の薬を出しており、さらにドラッグストアドラッグストアによってプライベートブランドのジェネリック薬品が置いてあるケースがある。ジェネリック薬品はたいてい安い。今回も 医者から3つ市販薬を買えと言われたので、その3つはすべてジェネリック薬品にした。抗ヒスタミン剤と、アセトアミノフェンと、鼻ステロイド噴霧剤である。

副鼻腔炎の症状として、特に今回は顔の左半分に症状が集中していたのだが、顔面痛、顔面への圧迫、ひどい鼻づまり、微熱、頭痛があった。それらの症状は抗生物質並びに買ってきた市販の薬品を使っている間に、3日ぐらいで結構改善した。ただし完治まではまだまだ時間がかかりそうな雰囲気がある。早く治って、毎日イカ釣りに行きたい。

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