金沢で目覚めて電車に乗るために早めに用意する。本当は早起きして近江町市場に行って、北陸地方における魚の地方名と値段について学ぼうかと思ったのだけれど、眠気には勝てなくて出発の時間まで寝ていた。次に来たときには行きたい近江町。その前に築地に行かなければ。
- 9:22金沢->10:19富山:北陸本線
ホテルは素泊まりだったので、朝ごはんがなかった。ので金沢駅で朝ごはんと昼ごはんを買った。金沢のお弁当といえばなんといっても笹寿司。それも芝寿司の笹寿司が一番好きだった。だけれど駅の買ったところでは売っていなかったので芝寿司じゃない笹寿司を買った。
芝寿司じゃないやつはパチモノだ、と思い込んでいたけれどでもやっぱりおいしかった。鮭と鯛があって、鮭が一流品で鯛はおまけと小さい頃は思っていたけれど、今食べるとどっちもおいしいなと思う。でもやっぱり芝寿司のやつが食べたいな。今日は電車が一人じゃないので楽しい。
食べた笹寿司
- 10:24富山->12:54直江津:北陸本線
前日も乗った電車に乗る。この間、とても眠たかったので眠ってしまった。昨日もこの区間寝てたなーとか思いながら。外は晴れていてずっと田んぼが続いていて、それから漁村が続いていた。途中で糸魚川に止まる。ここらへんは電気の切り替えが何かがあるのでちょっと車内が暗くなるところがある。
糸魚川
糸魚川の駅。多少止まってた。
- 13:11直江津->14:47長野:妙高6号
直江津で乗り換える間に坦々麺のカップ麺を買った。お湯をいれて列車の中へ。この妙高6号は普通の電車なのに座席が新幹線みたいになっていた。事前情報では指定席だと510円の指定席料金がかかるという噂だったのだけれど、自由席があって普通に座れたのでよかった。ついでに言うとJRは東日本区域の方が色々近代的だなと思った。
妙高6号の中
- 15:05長野->17:04上諏訪:スターマインなんとか
ここはスターマインなんとかっていう臨時列車が出ていて、普通だったら乗り換えがあるところを一気に上諏訪までいけた。時間は段々夜に向かっていて、外は長野ののどかな風景だった。途中で姨捨という駅についたらみんなが出て写真をとっていた。たしかに気持ちのいい場所だった。
姨捨で写真を撮る人々
古くは川中島の合戦が幾度となく行われた土地
姨捨、というのは年をとると山に捨てるという伝説からきているのだと思う。小さいころこの話を父親から聞いて恐ろしくなった覚えがある。なぜここの地名がこうなったのかが非常に興味があるなあと思った。
そのうち諏訪について、帰りの切符を買った。そのあと、湖のほうに歩いて行った。普段はそんなに人が多くないのだろうなという路地を歩くのは楽しかった。ドブにはザリガニとかおたまじゃくしとかハヤとかがいて、楽しかった。ザリガニつりたかった。諏訪湖のまわりについて、そこらへんの路地に座った。湖で見るには2000円の前売りが必要らしかった。
諏訪湖のまわりを歩く人々
なぜか非常にテキ屋が少なくて、ご飯が不足していた。焼き鳥屋に並んだものの、これでは非常に時間がかかるなと思った。待ち行列を計算しようかと思ったけれど求め方を忘れていたので、適当に計算したら30分かかることになった。辛いなーと思ったけど実際はそんなにかからなかった。25分くらい。
並ぶ焼き鳥屋。
花火自体はすごかった。東京では見られないような近さで打ち上げているので、ほぼ90度上を見上げるような花火もあった。近くで戦艦が大砲を撃っているような耳をつんざく轟音が爆発のたびに聞こえた。特に斜めの軌道を描いて途中でちょっとずつ花開きながらあがっていくやつはやばかった。あれなんていうんだろう。
最後に、地上で花火が暴発しちゃったんじゃないかっていう感じのがあって終わった。すごい地震が起こったような音といっしょに、半球状に見える花火。後で調べたら水中花火だったようだ。贅沢な使い方するなあって思った。湖面を見ながらだとよりきれいに見えるんだろうなあうらやましいなあとも思った。
花火
その後、近くのとり屋に入って焼き鳥を食べた。そこでとりわさを食べたらとてもおいしくてとりわさを家に帰っても作ろうと決意を決めた。とりわさ食べながら日本酒を飲んだらいつもコップとして飲んでいる日本酒がとてもおいしく感じられた。やっぱりちょっとずつ飲むのがおいしいんだろうな。
焼き鳥屋のれん
その後、ムーンライト信州がやってくるまでビールを飲んだ。上諏訪駅のまわりには人がたくさんいたけれど、ちょっと離れると誰もいなくてコンビニも1つしかなかった。民家はなんだか懐かしいにおいがした。なんでだろう。お蔵みたいなにおい。そのうちムーンライト信州がやってきた。
ムーンライト信州
車内の様子
ここでこの日が終わった。3日目に続く。
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