pythonで書いたスクリプトは、普通はスクリプトのまま実行する。ただそれだと他の人が使う場合に、そのスクリプトでimportされているモジュールやパッケージをインストールしなければならないので、障壁が高くなる。あと、自分がroot権限を持ってない場所ではそれらのライブラリのインストールができない。気がする。
なので、それを実行ファイルの形式で固めればいいじゃん!という発想なのが、
- Pyinstaller
- cx_Freeze
- Py2exe
など。主にlinuxで使うので、Pyinstallerを選んだ。インストールの仕方を書いてみる。OSはUbuntu10.04。
- ダウンロード
PyInstaller Manual — PyInstaller 6.10.0 documentation
から落としてくる
- 展開
解凍する。
- 必要なライブラリを入れる
ここで詰まった。最初エラーが出てたのでググったら解決方法が載っていてよかった。英語でググろう。apt-getでいろいろ入れる。
$sudo apt-get install libssl-dev zlib1g-dev libc6-dev python-dev
- makeする
$cd source/linux/ $python Make.py $make
エラーが出なければOK。出たらエラーでググる。
- configureをする
2つ上の最初のディレクトリに戻って、
$python Configure.py
これでsetupは終了。パスを通していれば、あとは固めたいpythonスクリプトのところで、(この-Fは一つの実行ファイルにまとめる、という意味)
$Makespec.py -F hoge.py
ってやるとhoge.specってのができるので、それを
$Build.py hoge.spec
ってやることでdistディレクトリとbuildディレクトリができてできあがり。
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