Slingboxの映像が途切れるトラブルを解決した話

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去年の夏に日本にある実家にSlingboxを設置した。にもかかわらず、アメリカに戻ってすぐ見られなくなってしまい、ほぼ1年間日本のテレビとは無縁の生活を送っていた。起きていた現象は、基本的に映像が途切れ途切れであり、たまにうまく見られるときもあるものの、たいてい少し時間がたつと駄目になってしまう(95%以上は途切れ途切れ)という感じだった。今回日本に1年ぶりに帰ってきてやるタスクのひとつに、このSlingboxのトラブルシュートがあった。結果からいうとちゃんと直った。また同じことが起きたときにも何がどうなっているか思い出せるようにするため、ここにメモしておく。

うちで使っている機器の一覧は次のとおり。

  • Slingbox M1
  • HDMIからコンポーネントへの変換アダプタ (TEC Video Converter THDMIYP2)
  • HDMIスプリッタ (GREENHOUSE GH-HSPA2-BK)
  • HDD/Blu-rayレコーダ (Panasonic DMR-BRW510)

実際にはHDMIケーブルをいくつか追加で買ったし、電源を取るためのACアダプタなどもいくつか買って使っているが特に特別なものではないので割愛した。これらがどうつながっているのか?結構ややこしいので図を描いた。

複雑である。ものごとを複雑にしているのはいくつか理由がある。

  • Slingbox M1 本体:
    • これ自体はシンプルである。役割は2つある。1つ目は、コンポーネント入力を受け取ってLANに流すこと。2つ目は携帯電話とかパソコンなどから信号を受け取ってそれをIRが発信する。リモコンのかわりになる。ちなみに、このSlingbox M1はアメリカで買ってきたので日本で売っているものと若干異なるかもしれない。87ドルで購入。

  • HDMIスプリッタ:
    • テレビの外部入力でもレコーダの操作ができるようにするため、レコーダからのHDMI出力をテレビとSlingboxの二系統に流している。このためにHDMIスプリッタが噛ましてある。テレビでレコーダの画面を見なくてもよければ必要なし。2000円くらい。

  • HDMI-コンポーネント変換器
    • Slingbox M1はなぜかHDMIを直接入力することができず、コンポーネント端子で入力しないといけない。直接HDMI入力できるSlingboxがあったらこの機械は必要ない。コンポーネントなんていう古くて日本で普及していない規格が曲者。7000円くらい。

今回、Slingboxが熱くなりすぎているのか悪いんじゃないかとか、コンポーネント変換器の設定がよくないんじゃないかと推測していたが原因は違った。実際にはHDMIスプリッタの電源が抜けていたのが原因。しょぼい理由だがこういうところに原因が隠れているものだ。電源が抜けているからといって完全に稼働しないわけではないのが曲者だ。ものは違うが、パソコンの外付けドライブなども同じような感じで、電源なくとも一応動くが挙動が不安定で使い物にならなくなるというパターンだ。

Slingboxの難しいところは、一旦トラブルが発生しても自分がSlingbox本体にアクセスできないので、遠隔でSlingboxが設置してあるところにいる人に内容を伝えて、トラブルシュートをしないといけないことである。自分で設置していない複雑なシステムのトラブルシュートは困難を極めるし、かつ面倒なのでやりたがる人はいない。人工衛星を設計するように、遠隔で何かをやらなければならない前提で設置・配線設計をすべきである。さらに、配線がややこしいのでテレビまわりの模様替えとかをやられたり、何か別の配線をするときに邪魔だなと思われて線が外れてしまったりする。これを解決するためには、あらかじめなるべく邪魔だなと思われないように配線すること、または再配線するときにわかりやすいようにしておくことなどが考えられる。

何はともあれようやくSlingboxが直ったので、アメリカに帰っても日本のテレビが見られるであろう。個人的には特にテレビを見る習慣がないので、特になくても困らないけれど。

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