仙台遠征3日目(8月26日)

一日目には数学で、このままだと落ちるなとか思っていた。二日目は専門科目。東北大は選ぶ科目が非常に多岐に渡っていて、量子力学・材料力学・材料物性・流体力学・制御工学・熱力学・電磁気学・機械力学の8つの中から2つ選ぶ方式だった。普段なら流体+熱というのを選ぶのかなとか思っていた。

この日もあいにく雨で、俺の中での仙台のイメージは3日目にして雨で固まりつつあった。雨の降る中、山を一人登る。やっぱり原付が多いなと思う。30分ちょっと登ったら到着し、準備をして待っていた。院試は毎日あるので段々周りのやつを覚えて来る気がする。

さて、いざ始まってからちょっと考えて、流体と制御をやることにした。流体の一問目はよくある複素ポテンシャルの問題。ということでガリガリ解いてみるものの、最後で詰まった。楕円の逆側がないようなやつの複素ポテンシャルを求めるわけだが、デカルト座標と極座標の間でうまく求められなかった。あとで戻ってきて考えたら最後までできた。

2問目は管路の問題。1・2問目は噴流が平板に及ぼす力を求めるやつで、運動量保存を立てるだけ。しかし3問目は仮定が若干あやしいままなんとか解き、4問目は管摩擦。管摩擦の式を覚えてないのでそこで終わった。管摩擦の式くらい覚えておくんだったと後悔していた。2年の授業で何回もやったんだけどな・・。

制御1問目は得意の古典制御。伝達関数、安定性などをちょちょっとこなして、ボード線図を適当に書いて、最後の非定常項を消し去って振幅を求めるやつを根性で逆ラプラス変換して完答。逆ラプラス変換の演算が非常に面倒(5元の連立方程式)で、絶対計算ミスしてるだろうと思ったので3回くらい見直しした。

制御2問目は状態方程式から始まる問題。最初が可制御・可観測の問題だったので、(B,A)と(C^T,A^T)の行列式を解いて一瞬で終わった。次にオブザーバを設計せよとか書いてある。「オブザーバ」って初めて聞いたんだけどそれ何?と思ってそこで終了。だからこの問題は2割くらいしか取れてない気がする。

午後は学食でカレーとか食べて(カレーしか食ってない気がする)、下山した。暇だったので夜には外を散歩していたらCOOPを発見した。寿司とオリーブオイルを買って、帰り道で食べた。寿司を食っていたら途中からずっと、犬が止まったり歩いたりして寿司を見てきたのが印象的だった。夜、そのうち寝た。

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