夜の暑さと強風によって全然寝られなくてつらい夜明けだったが、Watchmanの朝日は美しかった。風が強かったが、朝はお湯を沸かしてソーセージを茹でて、味噌汁を作り、食べた。あったかいものはやはりおいしかった。ここのキャンプ場はトカゲがたくさんいるのがかわいくてよかった。また、サボテンがたくさんあって、花が咲いたたとみたいなものがたくさんあったのも面白かった。
テントを畳み、キャンプ道具を車に積み込み、出発した。この日はブライスキャニオンに行く予定だが、ザイオンの谷を一望できるというところに向かった。トンネルを抜けてすぐにCanyon Overlook Trailheadというのがあり、そこに車を停めて歩いた。
ここは15分くらい歩いたら絶景が見れるし、道も険しくないのでお勧め。駐車場が少ないので昼とかにいったらもしかしたら混んでいるのかもしれない。Zionの谷が上から見るとどのようになっているかがよくわかる。
車に戻ってザイオンを後にし、ブライスキャニオンに向かう。しばらくドライブしながら絶景が続くか、しばらくすると普通の道になって、牛とかが放牧されているのどかな道になる。ユタ州なのだが標高が高いためか結構道に緑が多い。11時半くらいにブライスキャニオンについた。まだ時間が早く、キャンプ場はチェックインできないので、昼ご飯を食べることにした。
昼ご飯はそれほど選択肢がなかったのでピザ屋にすることにした。1枚で30ドルくらいのピザを買ってみんなで食べた。ピザ屋の中でも食べることができるのだが、クーラーがないらしく扇風機があってもピザ窯の熱で結構暑いので、外で食べる人がほとんどだった。ピザが出てくるまで30分くらい待って、ピザを食べてからキャンプ場に向かった。
昨日のキャンプ場は最初暑くてそれから風が強くてかなり厳しかったが、ブライスキャニオンのキャンプ場(Sunset Campground)は林の中にあり風はほとんど吹かなさそうだった。また、ブライスキャニオン国立公園自体がかなり高地 (8000 ft程度, (2500m程度))にあり、暑いというよりむしろ寒い側である。なので、昨日の寝苦しさはなさそうだった。
このキャンプサイトは車が横に停められるので楽だった。また、トイレも近く、隣の人との距離も適度に空いていて、高地なのもあって涼しく、理想的な場所だった。水汲み場も近かった。
テントをたてて、しばらくしてからブライスキャニオンを見にいった。Sunset Pointに行って、そこからナバホトレイルで谷底まで歩いていくことにした。ナバホトレイルは1時間くらいで歩ける短いトレイルだが、谷底まで降りて戻ってくるためなかなか大変である。
道はよく整備されているが、基本的に崖を降りていくので注意。谷側は足を踏み外さないようにしないといけないし、上から誰かが落としてしまった石や砂が落ちてくることもある。フードゥーという尖塔が谷に見渡す限りに広がっているのは不思議な眺めである。
Thor’s Hammerのような形をしている。谷底まで歩いていくと、結構木が生えていて植生が面白い。
ナバホトレイルは短くてもう少し歩きたい感じはしたが、疲れたのでみんなだいたい満足した。テントサイトまで戻り、ご飯を食べた。ご飯はダイソーのメスティンで炊いたやつだ。それと、サンマ缶などを食べた。
そのあとシャワーにでかけた。Sunset Campgroundにはシャワーはないが、National Park内のGeneral Storeにはシャワーがある。1回4分なので、こどもといっしょに一人2分にして交代して浴びた。寝不足で赤土や砂にまみれたからだが生き返った感じがした。
そのあとテントサイトに戻ってから、インスピレーションポイントに夕焼けを見に行った。行った時点ですでに日は沈んでいたが、夕日が空に映る下にフードゥー群が見えてよかった。気温も涼しく、いい気候だった。
夜はやはり結構寒かったが、暑くなくてよかった。昨晩あまり寝られてないので早めに寝た。
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