最後の院試(1日目)

東北大が終わってからもあまり勉強には力が入らないまま、ラストの院試が9月1日に始まった。この前日・前々日ははっきり言って勉強時間はゼロ。これでは受かるものも受からないんじゃないかと思ったけれど、何も考えずに出発。

自転車で20分で会場に着き、始まるのを待った。前回の院試よりアットホームな雰囲気が漂っていたのは、多分内部生が多いからだろうと思った。いろいろ注意を受けてから始まった。しかし最初はTOEFL-itpなのでどうも覇気に欠ける。itpを受けるのは2年生以来だな、と思う。

最初にリスニング。しかし最近全く英語を聞いていなかったので俺のウェルニッケ野は貧弱になったらしく、聞き取れても理解までに時間がかかった。ということであんまりできずにリスニング終わる。リハビリが必要だなあと感じつつ、文法へ。たまに良く分からないけれどなんとかこなして長文へ。長文は最初のやつが良く分からなかったけれど、後は惰性で解いた。時間は少し余った。

弁当をてっちゃんとてっちゃんの友達らしき人とSUBWAYで食べ、午後の勉強を多少した。てっちゃんはテンパっていたけれど、かなり勉強したらしく良く分からないことを言っていた。変な形の椅子に座りながら適当にフーリエ級数を復習して、高い天井のそのスペースを後にした。

午後は数学。しかし見た目分からなそうでやばい・・と感じた。微分方程式・線形代数・複素関数・ベクトル解析・フーリエ変換・確率統計の中から、最初3つを選んだ。どう見てもフーリエ変換が典型問題だったが、勉強が足りないのであきらめた。

微分方程式は、1問目から線形代数を使ってゴリゴリ解いた。しかし、後で思ったけれど線形代数使う必要は全然なかった。大きな時間ロス。最後までうまく解けずに悶々としたまま終わる。これはあかんと思った。

線形代数は何回やっても計算結果がおかしい。(何か多項式)^2の形になるから、多項式の部分を答えろって書いてあるけれど、何回やっても()^2にならない。これもぐったりしつつあきらめた。なんでこんなに計算が合わないのか不思議でならなかった。

複素関数は最初のちょっとしか分からない。というのも、複素平面の写像なんていう高校生以来の懐かしい気分にひたりつつやっていたからだった。高校の知識しかない俺はあきらめた。

ということで、一日目にしてもうこりゃ受からんなと思い、終わったときには明日から来る意味あるのだろうか、と思っていた。合格したら何日のどこに書類もらいに来てね!と前で先生らしき人が叫んでいたが、これは聞いてもしょうがないと思って何も聞いていなかった。

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