夏休みだというので日本に一時帰国している。シアトルから東京に着くまでの飛行機の間、どっちにしろ飛行機の中では寝られない体質なので映画を見ていた。見た映画のことを最近は片っ端から忘れるようになってしまったので、忘れないためにメモしておこうと思う。今回はアメリカから日本に向かう間に5本見ることができた。
3月のライオン前編・後編
最近よく将棋をさしているので気になってみてみた。前にみた「聖の青春」はそれほどいい感じはしなかったので(おもしろかったが将棋のシーンがすくなかったのが個人的にはいまいちであった)、それほど期待していなかったけれど、結果的にはよかった。もともとの漫画はすこししか読んだことがなかったけれど、原作を読みたくなった。(あとで買った)。有村架純のやっていた幸田香子の役が外道な感じがすばらしかった。あと、将棋指しが狂気なところが感じられてよかった。将棋指しとか戦闘機乗りとか、そういう勝負師の世界に生きている人たちは評価軸が日常生活とは交差しないところにある。どんなに性格が素晴らしかろうが酷かろうが勝負は勝負であって、そういう感じが見えてよかった。
君の名は
まだ名古屋にいるときにひとりで映画館に見に行ったのに続き2回目だった。前半はそれほどだったけれどやはり後半の展開は好きだった。2回目にみたことにより、前半さまざまなところに散りばめられている伏線を理解することができた。やっぱり前回もそうだったけれど、夢から覚めてすこししたら名前を忘れてしまうところがとても残酷で好きだった。組み紐が何を比喩しているか分かったのもよかった。まだいくつかわからないところがあったのでまたブルーレイでも買ってみてみたい。
Field of Dreams
特に何気なく見始めた1989年のアメリカ映画。たまにこの映画の話を聞くことがあって、興味があった。聞いたことあった評判は、男女で評価が分かれる映画だということ。最初は謎の声によりトウモロコシ畑を切り開いて野球場を作るところからはじまって、これは感情移入できなさそうだぞ・・という感じだったが最後の最後にはとても心が揺さぶられた。2回目の機内食を食べながら泣いてしまった。周りの人に泣いているのをばれないようにナプキンでぬぐった。見てよかった。
サバイバルファミリー
電気機器が全部使えなくなったらどうするかということを東京に住む4人家族に焦点を当てて描いた作品。残念ながら残り20分くらいが見れれなかったため、帰りの飛行機でみようと思う。携帯が使えず、水もなくなり、どうしようもないから自転車で西へ向かう。自分だったらどうするかなあというのを常に考えながら見ていた。やはり無人島でも暮らしていけるだけのスキルを持っておくと役にたちそうだ。
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