Seattleでアパートに住んで思ったこと家電編

Seattleもめっきり寒くなってきた。冬はずっと雨が降っているとネット調べて事前知識として知っていたけれど、最近はむしろ結構晴れている。たまにきれいに晴れているとMount Rainierが、通勤途中のI-5という高速道路を走っていると見える。富士山みたいだと思う。

天気予報が華氏だからよくわからなかったけど、日本で言うところの0度が32度なのでそれ基準で氷点下かどうかがなんとなくわかる。だいたい2倍くらいのスケールだ。

先月Seattleにやってきて3週間経ったとき、ようやくアパートを決めた。3週間というのは決めるのにあたってかなり遅い方だと思う。家を決めて住み始めると妙に落ち着くもので、心の不安がすこし取れた気がする。

家がやたら広いので全然フルに使い切れていないけれど、日本に比べて結構楽なところが多いのでそれを書いてみようと思う。

1.食器洗い乾燥機

英語でDishwasherだ。鍋でもお椀でも、何かプラスチックの容器でもとりあえずつっこんでスイッチを入れて数時間すると皿が洗い終わる。非常にこびりついた汚れでない限りほとんどきれいにつるっと取れる。乾燥した汚れはたまに取れないけれど、そういうのは入れる前にすこし水を張って汚れを浮かせておけば取れることがわかった。

欠点としては音がうるさいことだ。結構うるさいのでリビングにいると耳障りなので出かけるとか寝るときとかにやっとくようにしている。これのお陰で知らず知らずの間に皿がきれいになっていて素晴らしい。

皿を洗い終わったあとに皿を出してしまうのを忘れるのが曲者だ。忘れると次の汚れたものをいれるときにまず出す仕事をしないといけない。基本的に食器洗い乾燥機がついてるのでシンクが小さいのでシンクに皿を積み上げる運用ができないので食器洗い乾燥機にきれいなやつが入ってると、お、入ってたのかって思う。

2. 生ゴミ粉砕機

英語でDisposer、だと思う。シンクのしたところについていて、シンクに生ゴミを詰めしこんでスイッチを入れると中のカッターみたいなのが回って、生ゴミが粉砕される。そして粉砕された生ゴミはそのまま下水に流れていく。

生ゴミをそのまま下水に流すなんてアメリカやばいなと最初は思ったけれどこれがまた便利。生ゴミを集めて袋に入れて燃えるゴミの日忘れずだすという日本でのやり方が思っていた以上に面倒だったんだなと気づいた。

生ゴミが臭くなったりしないし集めたりする必要がないのでかなり楽である。一方、いっぱい詰めて回すと詰まることがわかった。ということで現在Disposerは詰まっている。便所のスッポンで直せるらしいので今度の週末にでも買ってこようと思う。

3. 洗濯機と乾燥機

Washer/Dryerと呼ぶ。特に洗濯機は日本と変わらない、というわけではなく、アパートの洗濯機はだいぶアメリカンなやつである。ダイヤル式でひっぱったり押したりして回す。

乾燥機も似たような運用で、入れてはひっぱったり回したりするダイヤル式である。押すんじゃなくて引っ張るんだったかなと思って引っ張るとダイヤルが取れたりする。しかし能力は高くてちゃんと乾く。セーターを入れたらひどく縮んで出てきたのが曲者だった。ワイシャツはくしゃくしゃになるかと思いきやそうでもなく、アイロンかければ何とかなるレベルだった。メーカーはWhirlpool。いままで全然知らなかったメーカーだ。

4. 電子レンジ兼換気扇兼ライト

電子レンジが巨大である。でかいピザとかもそのまま入れられるサイズである。何ワットかよくわからないが多分1000ワットくらいあって強力である。朝はだいたいベーグルかイングリッシュマフィンをチンするのがすぐ終わってよい。

こいつが電子レンジだけかと思いきや、電磁調理器の上にあるので換気扇もついている。また、電磁調理器の上にあるので、コンロを照らす光もついている。不思議なのはどこの家の電子レンジも必ず電磁調理器の上についている前提で、電子レンジが設計されていることだ。

この感じだと電磁調理器の上についていなければライトとか換気扇は単なるでくのぼうである。とても不思議だ。メーカーはこれもWhirlpool。

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