さて、院試の最終日は面接だけ、しかも集合が13時ということですこぶる暇だった。いとこの部屋で寝たり、次の院試の勉強をしたりしていた。しかし筆記が終わると暇だなー面接なんてあってもなくても筆記で決まってるんだから、面倒だとか思いつつ。そのうち出発する時間になったので出発した。
この日は晴れていた。晴れている夏の日に山を登るのはそれなりに気持ちいいんだけれど、暑いのが最大の弱点。面接のためにわざわざ持ってきたスーツ(上着なし・半袖ワイシャツ:大手町標準)を着ているので汗をかくのが嫌な感じだった。到着してから、順番を待っている間は留数定理を使って積分するのを勉強していた。
速い人は1人30秒くらいという驚異のスピードで片付けられていく面接は、始まって30-40分後くらいに自分の番が来た。ノックして中に入ると、30人くらいずらっと教授陣が並んで座っていた。30:1とは人生初!と思いつつ、椅子に座る。椅子が被告人席みたいだった。
まず、名前と受験番号を言った。その後、真ん中に居た人に、志望理由を聞かれて思っていたことを話して、さらに他の大学院を受けているか聞かれた。受けてると言ったら、もしどっちも受かったらどっち?と聞かれたので「まだ考え中です・・」と言ったら30人から苦笑がもれた。
それから、自分が志望した研究室の先生から、卒論に関しての質問と院での研究テーマについての質問を受けて、前者は適当に話し、後者は外部流を・・などと適当なことを喋った。そうしたら、向こうが「もういいや」って感じになったので終了した。合否言われなかったのと雰囲気から「アウトだろうな・・」感じた。
それからいとこの寮に帰り、帰る準備をしてからバス停へ。バスがまったりなので20分くらい待った。
バス停。
駅について、よっしーと牛タンを食いに行った。院試の手応えとか、鳥人間の話とか旅行の話とか色々しながら牛タンを食べたら、久しぶりの味だと思った。高校のときのほうがよく焼肉屋に行ってたなあとか思った。よっしーがここ1ヶ月ものすごい集中して勉強していたという話を聞いて尊敬した。俺もそれだけ集中できれば、と思った。
その後、仙台に新しくできたPARCOを何故か見て、さらに駅でチーズケーキを買って食ったりしてから7時前に新幹線に乗った。帰りの電車では勉強していた。やっぱり家じゃないところの方が勉強できるなーと思った。東京駅に着いて、寄り道しようかと思ったけれど閉まっていたのであきらめ、そのまま東西線に乗った。
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