Outlanderを修理しているので、レンタカーを借りている。Outlanderと同じような車がいいという話をしたら、いまあるのはDodge Durangoだということで、借りてきて10日間くらい経った。たぶん来週には車の修理が終わって帰ってくるので、今のところ乗った感想を書いておく。Outlanderと良くも悪くも結構違う(多くはトリムの違いによるのかもしれない)。
見た目
個人的には見た目はあまり好きな感じではない。ずんぐりむっくりしていて、Outlanderよりでかく、席の位置も高いので乗り降りするのもちょっと面倒。ただしOutlanderより広いので、荷物をたくさん積むとか、3列目シートをけっこう使うとかであれば結構いいかもしれない。
機能性
- バックドアが電動なので便利。OutlanderはLEなので手動であり、特に荷物を持っているときに不便。
- Adaptive Cruise Controlがついていて便利。前の車にくっついていってくれるので、とりあえず高速道路に乗った時に使っておくと、前の車が遅かったりしてもいろいろ考えなくてよい。ただし、このAdaptive Cruise Controlは低速時にものすごく下手くそで、急加速して急ブレーキかけるのを繰り返して”Control”したり、前の車が左折するための減速したときにかなり手前で急ブレーキをかけたり、人間の感覚からすると相当厳しい運転をする。安心して任せられる感じは全然しない。前に乗ったスバルの車のやつのほうが数レベル上の性能だなと思う。しかし使い道を選べば便利ではるのでないよりはよい。
- Auto Vehicle Holdがない。そのため、信号待ちのときなどに常にブレーキを踏んでおかないといけない
- 燃費が悪い。だいたい20-22 mpg (7-8 km/l)くらいになる。Outlanderは26-28 mpg (9-10 km/h)くらいなのでだいぶ悪い。そのためか、ガソリンタンクがでかく、16-17ガロンくらい入る。
- 冷暖房などのスイッチ類がやたら多く、操作を覚えるのがちょっと大変。Outlanderはすっきりまとまっている。一方で、画面でもたとえば冷暖房を操作できるのは便利。Outlanderは画面で操作できる項目が限られているし、設定できない項目が多く、使いにくい。
- エンジンを切ってもラジオや音声は切れず、ドアを開けた瞬間に音声が切れる。アメリカ車っぽい。一方でOutlanderは日本ぽいので、エンジンを切ったら音声は切れる。どちらかというとアメリカ車っぽいほうが好み。
- 曲がるときの安定感はDurangoのほうがよい。Outlanderはカーブの外側に持っていかれる感じが強いが、この車はそれほどではない。
- カップホルダーの場所やストレージは大きく、Outlanderよりいい。
- 図体がでかいので、ガレージにいれるのが著しく難しい。Outlanderのほうがその点少し小さくてよい。
- 後ろのエアコンがいろいろできていい。Outlanderの後ろのエアコンはしょぼいしあまり出てこない(うちのやつが詰まってるだけかもしれない)。
- Cruiseを使うとき、長押しで5 mphごとに速度が変えられるのが便利。
- 車のさまざまなセンサーの数値が見れるのは面白い。とくにいつも見たいというわけでもないが・・。
- ムーンルーフがない。夏は暑いのでどちらにせよ使わないが、冬はだいたいOutlanderでは開けていたのでなんとなく室内が暗く感じる。
- ウィンドウウォッシャー液がまんべんなく当たってよい。Outlanderは一部分にしか当たらないので、全体的に掃除するのが結構難しい。
- ステアリングヒーターがついているのは寒い日にはよい。しかしけっこう熱いのでつけても3分くらい経つと手が熱くて消したくなってくる。結局使う頻度は低い。
- Carplay/Android Autoはどちらも使えるが、DurangoのほうがCarplayと車側のシステムのインテグレーションがよい。Carplayを使いながらラジオや暖房を調整できる。
まとめ
車としてはOutlanderのほうが好きだがDurangoのほうがトリムがいいのか機能的に優れている点が多い。車自体もそうだがトリムが結構重要。
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