朝はテントの中で起きた。起きた時間が遅くて既にテントはひとつたたまれていたらしい。起き出していろいろ片付けて10時チェックアウトなのでテントを返してきたりした。そして昨日犠牲になったGパンはまだ濡れていて、もうしょうがないのでバッグに入れた。
もう一回アパートに戻ってぐったりしつつ買出しをしに105に行ったりした。昨日の焚き火を囲って立てた計画では今日はツール・ド・座間味をする予定だったので、14:00集合で自転車を借りに行くことになった。部屋でもう定番となり始めていた沖縄そばのカップめんとかインスタントめんを食べたりして、過ごす。部屋から見える川みたいなのが干満の行き来が激しいのが謎だった。
その後、ツールのために島のレンタサイクル屋にいった。最初はややまともなRITEWAYのMTBが結構あるなあと思ったのだけれど、たかふと他の自転車屋を探しにいっていたら借りるのが遅れて、ママチャリしか残ってなかった。これは大分ハンデだなあとか思いながらしょうがないのでママチャリを借りた。
しかし行けども行けどもみんなの姿が見えてこないので道を間違えたんだろうなあとか思いながら凄い上り坂を登っていった。ママチャリは姿勢に無理があるので腰と背中が凄く痛くなってきた。だいぶ頑張ったところで展望台に到着。そしてそこで景色を眺めたりしていた。
そうしたら段々冷たい風が吹いてきて、原住民のたかふが言うには雨が降る、と。本当かなあと思っていたら、ドス黒い雲が近づいてきていた。そして見ていると、向こうの方から段々と海に向って降り始めるのが見えた。島の天気はすぐ先の天気予報がとってもしやすい。
すぐに展望台も降り始め、しばらく雨宿りするかなと思っていたら雷が鳴り始めた。最初は遠かったのだけれど、段々近くなってきて2人で恐怖を感じ始めた。雨はまさに横殴りに降ってきていて、展望台の屋根なんて意味がなくなっていた。金属製のものはあぶないんじゃないかとか話しながら、約秒速340mで音が到達するというあれを使って雷の近さを数えていたら、空が割れるような音が。
なんだかもう最高で0.5秒後くらいになった気がする。雷って遠くだとゴロゴロいってるだけだけど、近くに来るとミシッミシという音の後にバリバリ音がなるという嫌ななり方をするのだれど、まさにそうなっていた。ここで死んでは悲しすぎるという判断の元、土砂降りの中、脱出し、川のなった道路を下った。
自転車を返した後海まで歩き、そこからアパートへ。しかし鍵がないからなあとか思っていたのだけれど、一年の部屋は何故か空いていて、そこで休めた。みんなのことが不安になっていたら3人帰ってきて、他の奴は元気だみたいなことを言われた。これは負けてられないと思い、釣具屋へ。いったものの釣具は買わず港の横の墓を眺めながら散歩しただけだった。
拾った貝をそこらへんにいた少女にあげたら、川に投げた。これはファンキーなやつだと思っていると、たかふにむかってツバを飛ばし始めた。こりゃツバかけられたらたまらんと思って逃げていたら、たかふが被害にあいつつなだめていた。俺はめちゃくちゃわらってそれをみていた。
帰ってみると俺たちがだいぶ話題に出遅れていることが判明し、反省する。時間が多少経ってからご飯を食べにいつもと違う食堂へ。そうしたら二日目にモリを預けたおじさんとかがいた。知り合いばっかりのその中でご飯を食べ、そこからくじら公園へ。
花火を始める。何でも手持ち花火にして遊ぶ。多少噴射するやつ(5m離れてくださいって書いてある)はそんなにたいしたことがないのだけれど、打ち上げ花火(15m離れてください)は手への反動が凄かった。その後、ねずみ花火をくじらの上から落としたりして遊んだ後、ロケット花火をしようと思いきやライターが飛んで終わった。
部屋に戻り、片づけをした後、菊の露を飲んでから水を飲めば水割りと同じようなもんだってことで飲んで、それからフーチャンプルとかたかふ・セガールの料理を食べつつ夜はふけた。途中で泡盛は「くら」になった。猫とたわむれたりスイカをヘッドバッドで割ったりする楽しいイベントが繰り広げられ、部屋は段々横たわった人が増えてきた。
そのうち自分も眠くなってきて、ポニーテールがどうしたとか三つ編みがどうしたとか話していたあと、うみんちゅ開けていい?という声が遠くのほうからするなあと思っていたら寝てしまった。
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