弟がiPodを新しい160GBのやつを買ったようで、昔のiPod(第4世代;4g)のカラーのやつをもらってきた。このiPodは弟によれば1日1回くらいはSadiPod(なんか顔が出てくるやつ)を起こすのでそのたびに叩いて直さねばならず、さらに1-2時間くらいしか電池がもたないということだった。
iPodなら直せるよ、と誰かが言っていたので、直してみようと思った。4gのcolorに入っている電池はどうやら注文すればまだ売っているようなので、ネットで注文した。SadiPodは原因がどうやらHDDらしいので、HDDも頼みたかったが4g用のHDDは結構今は希少であることがわかった。
1.8インチのHDDは、
- 東芝独自コネクタ(50ピン)
- LIF(40ピン)
- ZIF(40ピン)
とコネクタが3種類あり(LIFとZIFとはカチッというか言わないかの差だけ)、さらに厚みが5mmのものと8mmのものとがある。そのうち、4gのためのHDDは、もとから入っているものはMK2006GALというもの。GALは5mmであることを示していて、20は容量(GB)を示している気がする。06という数字が重要。
下2桁が04, 06, 07あたりの番号が東芝独自コネクタ。その中で、自分のitunesの曲が入るようにするには30GB以上欲しいなと思っていた。この条件で合うHDDは、
- MK3006GAL
- MK4006GAL
- MK4007GAL
ある。しかし、こいつらはもうネットを売り切れているらしく、なかなか見つからない。オークションとか中古とかにはあるのかもしれないけど、HDDって中古だとなんの意味もないと思うし。ということでしょうがないのでHDDはとりあえずあきらめることにした。
ということで分解する。分解する順番は、
- ぐいっと横に剪断力をかけ、隙間を空ける
- 隙間に治具を入れて、上下面をつけている爪を外す。これが一番大変。
- 上下面をつなげているケーブルに注意しつつ、開ける。
- HDDについているフラットケーブルをそっと外す
- 電池のコネクタを外して、電池を取る。このときトルクスレンチがあると基盤を外せて便利。
- 電池を交換して今までの手順を逆にやる。
という感じ。
分解する前。
開けたところ。
全部取ったところ。
戻して聞いているところ。
ということで直った。最初、替えた直後はときはSadiPodが出ていたけれど、叩いたら直った。ということでまだ使えている。どうやらHDDがないのはCFアダプタがあれば換装できるようだ。しかしCF32GBはアダプタと合わせて8000-9000円くらいかかるのでどうしようかな、と迷っている。
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