「小さな習慣」の感想

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この本の伝えることは基本的にひとつである。できるだけ習慣の単位を小さくしろ!ということだ。習慣の力は偉大であり、毎日続ければ筋トレでも、英語でも、本を読むのでも、本を書くのでもいろいろなことが成し遂げられるようになる。一方で毎日継続して何かをするのはなかなか難しいものである。この本の伝えるのは、その点を解決する最大の秘訣は、習慣にしたいことの単位をなるべく小さくすること。もし腕立て伏せを習慣にしたいのなら、たった1回やればよいということにする。それが結局のところすべてを解決する鍵となる。

たとえば筋トレをして、いい体を手に入れたいとする。それを具体化するためには、毎日実際には体がギリギリになるまで腕立て伏せをやらないといけない。たとえば50回とかだ。しかし、50回の腕立て伏せを毎日やるというすごい目標を立てるのは、自分に厳しい目標を立てているという意味では満足感はあるのだが、実際には挫折する可能性が高くなる。もう疲れていて50回もできないからとか、今日は風邪をひいているからやめようとか、そういう感じになって一番厳しいタイミングを乗り越えられなくなる。50回できないから、1回もやらないことにする、というわけだ。

そこで筆者の提案は、できうる限り1日あたりの目標を小さくすること。腕立て伏せ50回ではなく1回にする。こうすることで、

  1. 毎日、抵抗感なく始められるようになる。たった1回なんだからとりあえずやるか、という感じである。
  2. 状況が厳しいときでも継続できるようになる。風邪をひいていても、死ぬほど眠くても、とりあえず1回の腕立て伏せくらいできるものである。
  3. 毎日やることで、それが体に染み付いた習慣となり、自動的に体が動くようになる。たとえ1回だけでもだ。

上記の点から小さな目標を立てるのは有効であると主張する。上記に対してもちろん思うことはある。1回だけの腕立て伏せでは実際には筋トレにはならないんじゃないか。さらに進むと、実際には50回やると心の奥底では思っているのに、小さな習慣であることが重要だから1回だけと表面上自分の中で取り繕う、みたいな自分の中でのバトルが始まる。単なる自分自身へのごまかしな感じがしてくる。

しかし、自分が実際に実践してみると、このバトルはとりあえず1回だけと取り繕うのは意外に効くなと思う。1回でもやれば、とりあえず自分はずっとそれを続けられている感じになるし、10回できなくても罪悪感は少ない。なんといっても1回やればいいのだから。

これを読んで、新しい習慣をはじめてみたくなり、とりあえず英単語、運動の2つをやろうと決めた。4つまでは並行して新しい習慣をはじめてよいらしいので、残り2つスロットがある。残りは何かアウトプットともう一つ英語、特にリスニングがいいかなと思っている。

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