今日は武士(musa)っていう韓国の映画を見てきました。
高麗の明への使節団の話で、
アクションシーンとかがなかなか激しかった。
朝鮮語はひとつも知らないけれど、漢語は日本語と少ししか発音が変わらないので、
結構聞き取れた気がする。
モンゴル人はみんな朝青龍に見えた。高麗人のうち2人は反町に見えた。
高麗人(朝鮮語)と明人(支那語)と蒙古人(モンゴル語?かな)
の間では言葉が違うから話は通じないんだろうと思うのに、
普通に通じている所もあるところとか、
(まあローマの映画でも英語で普通に喋ってたりするのから比べればマシかなとはおもうけど)
明の朱元璋の娘(姫)が普通に歩けてたりとか(ほんとは纏足なのでは・・?)
とか変なところも結構ある。
しかし、全体的には面白かった。
とても大きな印象の一つは「大陸の物語」だということだ。
砂漠の中の行軍とかモンゴル軍の襲来とか黄河にたどり着くところとか
持っている剣は巨大で斬るというより相手を潰す・叩く用であるとか
とても日本人の感覚からはかけ離れている所が非常に興味深かった。
(日本の武士は森とか竹とかまあせいぜい草原とかで戦い、
襲ってくるのも敵の武将とか野武士とかで、川も馬で渡れるくらいで、
剣は大きさ・重さよりも切れ味・美しさに重点が置かれるとか)
まあ自分は日本的な感覚のほうが非常に合うわけですが(まあ日本人だし)。
ただ、あの大陸の状況から考えると、日本の状況というのは恵まれていたのだなあと思った。
別に現代の話じゃなくて、日本は古代から森に囲まれた国だっただろうし。
大陸文化が個人主義的で神との一対一の契約のもとに成り立っている(欧州・中国など)のに対し、
日本では協調を貴ぶ文化が生まれたのも当然だなあと思う。
日本では少なくともいきなり馬賊・匪賊が村を皆殺しにしにくることとかないので、
そういうものに対して神経を注がなくてよかったのだろうと。そのかわりに和。
(まあ近頃は馴れ合いとか批判されますけれども)
もうひとつ、夜に「インソムニア」を見た。
なんかアラスカにきたLAの刑事が女子高生殺しの犯人を挙げる話。
全体的に暗かった。特に感動はなし。
多少わかんなくても英語音声で見ればよかったかなあ。(それならリスニングの勉強にも)
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