3日目:京都→沼津(7月28日)

エアーベッドの上で起きてみるとすでに11時くらい。目玉焼きと納豆とかを食べて、今日どうしようかなーという話をした。伏見稲荷に行こうかとか言っていたら雨が降ってきた。雨雲レーダーは2時間後には止むと伝えてくれた。ということで部屋にいることにした。

外はまるで昨日のような、シャワーを浴びながら雷に打たれるような雨。このときはこの天候が今後の運命を決定づけるとは思っていなかった。しょうがないので本読んだり、話をしたりして過ごしていた。

しばらくすると雨が止んできて何とかなったように見えたので出発することになった。みにぱんさの家を後にして、川端通りを南下する。そうしたらまた雨が降ってきた。もう雨は慣れたので濡れながら鴨川沿いを走った。ユニクロかなんかで替えの服を買おうと思っていたんだ。

f:id:salamann:20080728152100j:image

鴨川沿いから三条付近を見たところだと思う。(勘)

f:id:salamann:20080728150600j:image

雨宿り中の京都のどこかの駅。

f:id:salamann:20080728152200j:image

この川側に出てるテラスみたいなのはなんなのだろう。(←無知)

駅について、18切符を買い、服どっかで買おうと思いきや見つからないので、阿闍梨餅を4つ買って、ホームへ。ここからが大変だった。まず、構内は大量の人であふれていた。そして電車はこない。

先ほどの雷雨で信号切り替え機みたいなのがやられたと、女の人のアナウンスがひたすら、壊れたレコードのように流れていた。しょうがないのでひたすら待った。全然やってこない。

f:id:salamann:20080728164500j:image

表示板によると70分遅れ?

ということで待ちにまって、2つめの長浜行きへ乗る。電車が止まって、再開するときの異様に混んだ車内で、分解して袋をかぶせてあるとはいえロードは邪魔になっていた。列車の速度は異様に遅く、さらに一駅一駅長時間止まっていた。米原に着くまで非常に長い時間を要した。

そこから乗り換えて名古屋に向かう。途中で一回乗り換えたら快適になった。だけど時間は刻々と過ぎている。今日中に東京に帰れるか、残り少ないお金で買った時刻表で計算してみると、もっともうまく乗り換えできて沼津で終電を迎えることが分かった。

ということですっかり暗くなった7月の終わり、一人東海道線に乗っていた。名古屋を過ぎてからの地名はますます謎になった。浜松で時間があったので、途中下車してカップラーメンを食べようと思ったら駅員から自転車について怒られた。カップラーメンがのびてやわらかくなってしまった。

静岡付近では電車の床に座る、頭の悪そうな奴らがやってきた。俺の自転車のおいてある床に座って訛りがあることばでアホなことをしゃべっているなあと思っていたが、自転車に危害を加えなくてよかった。騒ぎになると面倒。しかし電車の床に座るやつって東京では全く見たことないんだが地方では結構いるのかな。

結局、最後は激しく眠くなり、半分寝たまま沼津へ到着した。降りて、ながらの席の余りを駅員に聞いてみたけれど、ないらしい。ここで、ここから1号線を通って箱根を真夜中に越えるという恐怖のヒルクライムが設定された。コンビニで補給と地図を見た。

真夜中の沼津午前1時前、東京方面へ向かって俺は走りだした。

コメント