アメリカに帰る飛行機で見た4本の映画

日本に夏休みで帰国していて、帰るときにも一睡もせずに映画を見ていた。ただし、帰りはプレミアムエコノミーで最前列だったので、離陸上昇時および進入着陸時には映画を見る画面を横から引き出すのが禁止されていた。映画を時間いっぱい使って見るためには、離陸する前から見始め、最後着陸してドアが開いてお客が動く出す瞬間まで見続けることが要求される。今回はそれがなかったので5本は見られず、4本になった。

プレミアムエコノミーはその他の点では優秀で、ヘッドフォンはノイズキャンセリングだった。飛行機の中はエンジン音がうるさいので、映画をちゃんと集中してみるためにはノイズキャンセリングはかなりありがたい。ソニーのヘッドフォンで同じやつを買おうかと思って型番をメモして帰ったけれど、すでにだいぶ昔に売られていたモデルらしく、もう売っているところはなかった。

Ghost in the shell

たかふさんが攻殻機動隊見てきたとTwitterに書いていたのでいつか見てみようと思っていた。


俺は攻殻機動隊はあんまり知らなかったのだけれど、よくいろんな人が話題にしているのを耳にしていたので見てみようと思った。結論からいうとたしかに相当通り未来ではないものの近い未来にあり得そうな話で面白かった。桃井かおりが全く別人になった娘と会うところのシーンがよかった。自分の記憶に気づくにはどうしたらいいのだろうか。あと、全体的に香港ぽかった。あれはどういう街なんだろうか。たけしが日本語をしゃべるのに対して英語で返すのにすこし違和感があった。

MAMMA MIA!

むかし日本でもテレビで結構宣伝していた、娘が結婚式にお父さんの可能性のある3人を呼ぶという映画。映画自体はとても面白く、ミュージカルみたいな感じで、こんな島に行ってみたいなあと思った。曲者だったのは、吹き替えを選んでしまったこと。よーく後から見てみたら日本語字幕バージョンがあったのだが、ANAの機内エンターテインメントシステムは映画を選んでから字幕を選ぶタイプと、映画自体を選ぶ時点で字幕バージョンを選ぶタイプの2つがあり、わかりにくかった。気づけなかったため、吹き替えを見たのだが、劇中、たとえば2人の男女が会話していて、一方が普通に話しておりもう一方が歌いしゃべりしているシーンなどは、片方が日本語をしゃべり片方が英語をしゃべりコミュニケーションをとっている感じであった。(ミュージカル部分には吹き替えなし)まるでGhost in the shellのたけしとスカーレット・ヨハンソンの会話のようで厳しいところがあった。

追憶

「追憶」予告
公開日:2017年5月6日公開全国ロードショー公式サイト: 映画「追憶」製作委員会

この映画はなぜかTrailerがEmbed禁止だったのでリンクだけ貼った。結構重い映画で、意外な結末でそこはよかったけれど、全体的にはよくなかった。シリアス路線で押し通すならもう少しやり方がありそうな感じだった。能登半島が半分舞台なのに、みんな訛りがなくて現実感がないし、主人公はもう少ししゃべってもいいんじゃないだろうかと感じた。

Ocean’s Eleven

これはめっちゃ面白かった。たぶん俺でも名前を聞いたことあるので世間的には結構有名な映画なんだと思う。ラスベガスの金庫からものすごい金を盗むために各界のとんがったスキルを持った泥棒たちが集まって一旗あげる話であった。ジョージ・クルーニーがなぜジュリア・ロバーツにそこまでこだわるのかは理解できなかったが、芸術的にジュリア・ロバーツを取り戻すのが一番面白かった。あと、Caltechみたいなところからかっぱらってきたピンチの威力には疑問を感じた。ブラッド・ピットがかっこよかった。

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