スタンディングデスクを導入するのに考えたこと

日紀

シアトルで勤務していたときは、職場にスタンディングデスクがあってとてもよかった。だいたい立って仕事していて、疲れてきたら座って、座り続けて飽きてきたらまた立って、という感じでよかった。日本に帰ってきてから在宅勤務が多く、家にスタンディングデスクがないので基本たちっぱなしでパソコン作業をしている。この記事もいま立ちっぱなしで書かれている。

買うまでに考えたこと

立ちっぱなしでももはや疲れることはないけれど、やはり座りたいタイミングもあるし、机の上にこどもおもちゃ箱を載せていてその上にカラーボックスの扉(狭い)を載せて高さを上げているため、作業面積が狭い。おもちゃ取りたいと言われたときもいちいち机をセッティングし直さなくていけない。また、カラーボックスの扉はあまり強度がないので体重をかけたためか真ん中が凹んできており、限界を感じる。

上記の理由によりスタンディングデスクが欲しいが、次の問題があるため躊躇していた。

  • コロナが終焉して在宅勤務が禁止された場合、宝の持ち腐れになる
  • すでに大きな机(天板のサイズ1450mm*600mm)があり、さらにその机を支えている棚があり、既存の天板および棚兼脚をどうするか考えないといけない。この棚を使わないなら捨てる必要があるが、中身もぎっしり詰まっているため、捨てるのが難しい。

ただ、在宅勤務が長くなればなるほどやっぱり急ごしらえの環境は不満が多くなってくる。そこで、よく名前が出てきて評判もそこそこ良いFlexispotに焦点を絞って何を買うか検討した。まずは先人の知恵を調べる。人はFlexispotを購入すると記事を書きたくなるのか、記事を書くとお金をもらえる仕組みが整っているのか、たくさんの記事が見つかる。多くの記事やAmazonのレビューに目を通した。

  • E7: Flexispot脚と天板DIYで快適な在宅勤務環境を作る – QuzeeBlog@Hatena https://bit.ly/3FyWiWg
  • E7: 昇降式デスクのFlexispotを導入しました – プログラマでありたい https://bit.ly/3ncADvo
  • E7:【素人DIY】Flexispotでおしゃれでかっこいい天板の昇降式PCデスクを作ったのでレビューしてみた│おったんの日記 wotablog https://bit.ly/3kZem3V
  • EJ2: “腰を破壊する自宅デスク環境”を改善して健康被害から卒業した – valid,invalid https://bit.ly/3kXPlWQ
  • E3B: 電動昇降デスクとオーダー天板で夢の作業環境を自室に構築した話 – izm_11’s blog https://bit.ly/3oQhYqb
  • E7: FlexiSpot で脚を買って天板は自作した – hatappi.blog https://bit.ly/3HILhU5
  • EG8: 電動スタンディングデスク FLEXISPOT を自宅オフィス環境に導入した – Software Transactional Memo https://bit.ly/3HInNi5
  • E6: 2020年に買ってよかったもの – YAMAGUCHI::weblog https://bit.ly/3qZM5xV
  • E3: FlexiSpot 買って組んだログ – nashcft’s blog https://bit.ly/3oTy6r7
  • E7: デスクを昇降デスクに買い替えた – suusan2号の戯れ https://bit.ly/3r02wus
  • E3: FlexiSpot とマルトクショップを利用してスタンディングデスクを作った – nabetama’s blog https://bit.ly/32pa3bR
  • E3B: DIYの電動昇降デスク買ったら捗った – 今日のつちや https://bit.ly/3FFnfrc
  • E7: 電動昇降デスクFLEXISPOT E7を購入。お気に入りの天板を使ってPCデスクを簡単DIY【レビュー】 | LOPYLOG-ロピログ- https://bit.ly/3oSjo3h
  • E7:【テレワーク】Flexispot昇降デスクE7W購入レビュー! https://bit.ly/32spUGN
  • E3B: FlexiSpot 電動スタンディングデスクE3B購入レビュー | 吉図’s https://bit.ly/3FAEolT
  • E1E: 2万円台で買える電動昇降デスク「FlexiSpot E1E」を購入 – Dream Seed. https://bit.ly/3qZKwQW
  • E7: Flexispot e7+鬼目ナットでDIYする電動昇降ヘリンボーン天板デスク・テーブルの作り方!: https://bit.ly/31NscAa
  • E7: Flexispot 鬼目ナット化の記録 – ぽ靴な缶 https://bit.ly/3IFOC6P
  • E7: FLEXISPOT電動昇降デスクのレビューと天板自作のための徹底ガイド – sw1227’s diary https://bit.ly/3dIR9PI
  • EC1: なんとか「自分史上最高」のリモートワーク環境を整えた話(後編:FlexiSpot)|クワエリョウ(rk20516)|note https://bit.ly/31Nssz8
  • E8: FLEXISPOT一人組み立てに必要なもの|鬼目ナットと10.8V以上の電動ドライバーは必須 | カゲノデスク https://bit.ly/3ENvaCP
  • E7: 自作天板とFlexiSpotのE7を買ってDIYで電動昇降機デスクデビューしました – タオルケット体操 https://bit.ly/30jkq0c

これを見る限り、E7を買っている人が多い。E3も多いがすでに廃盤のようだ。Amazonで調べてみると、価格は次の通り。一方で、E7より安いモデルもいくつかある。今回はE7とEF1で迷った。

  • E7: 51700円
  • EF1: 26000円

倍くらい値段が違う一方、2021年ブラックフライデーでセールをやっていたので、値段は次のようになっていた。

  • E7: 33600円
  • EF1: 18200円

ここまで値段が下がるとE7も不思議とそれほど高いと思わなくなってくる。違いはいろいろあるが、もっとも重要なのはどこまで机の位置を下げられるか、というところだった。EF1は最低高さが71cm (天板の下面までの高さ)であり、天板の厚さが3cmくらいあるので、合計74cmくらいになってちょっと高い。バウヒュッテによると、身長172cmの人が座ってキーボード入力をする場合、最適高さは68cmである。

この6cmの違いを許容できるかな・・と考えていたら、E7がよさそうという話を聞いた。

スタンディングデスクを導入する目的は健康である。それを考えると、ケチって健康を害するのは目的を見失っているなと思ったので、E7にすることにした。

気になる点としては、Amazonのレビューが厳しいものが結構ある。厳しめの評価(★1とか)の人が言っていることは大体一致していて、品質に問題があって(たとえばネジが入らないとか足りないとか、自動昇降が途中でひっかかるとか)、かつメーカー側のサポートがひどいという話だった。しかし見ている限り、日本的な品質とサポートをはじめから期待しなければよいだけで、メーカーは最終的には何とかしてくれそうな感じだったので、その部分は過度に気にしないことにした。

購入と準備

AmazonでE7を買うことにした。公式サイトでも同じ値段でブラックフライデーをやっているが、レビューを見る限り公式サイトのサポートのほうが品質がひどく、Amazonのサポートのほうがきちんとしているため。また、Amazonが返品を何とかしてくれる場合もありそうだなと思った。返品条件や保障については詳しくは調べていない。

いろんな先人の知恵を見ると、製品についてくるネジではなく、鬼目ナットを使うのがよいと分かった。付属しているネジ(St4.2)を使うと、引っ越しなどをして再度組み立てるときにネジがゆるくなってしまう(再利用を考えていない)ようだ。これを回避するため、天板にドリルで穴を開け、鬼目ナットを埋め込み、そこにボルトを通すやりかたが確立されている。準備したものは次のとおり。

  • 鬼目ナット M4*10mm 18個 (ビーム取り付け用12個、リモコン用2個、トレイ用4個)
  • 六角穴付きボルト M4*15mm 14個 (ビーム取り付け用8個、リモコン用2個、トレイ用4個)
  • 六角穴付きボルト M4*20mm 4個 (ビーム取り付け用)
  • 木工用ドリル 6mm
鬼目ナット
六角穴付きボルト

これらは近所のコーナンで買った。M4の鬼目ナットを埋め込むには6mmドリルで下穴を開ける必要があるので、電動ドリルに付けられるドリルも買った。六角穴付きボルトを15mmと20mmのもの2つを準備したのは、天板中央部につけるものは若干長いほうがよいため。

また、配線類をまとめるトレイがないと机の下がぐちゃぐちゃになるということで、前にAmazonで買ったトレイを使うことにした。単なるトレイで3000円くらいするので結構高いが、頑丈でシンプルで、アクセス性がよいのでよい。

配送と組み立て

Amazonで買ってから5日くらいで届いた。とても重いのでひとりで持つのは厳しく、妻に手伝ってもらって部屋まで持ってきた。ちなみに各部の重量の実測は次のとおりだった。

  • ビーム: 6.7kg
  • サポートプレート: 0.8kg * 2
  • 昇降支柱: 7.9kg * 2
  • 脚: 2.7kg * 2

組み立ては簡単だが、今回は鬼目ナットを使うので、まずは天板にビームとサポートプレートを組み合わせたものを載せて穴位置をマークし、そこに穴を開ける作業がある。穴はずれると組み立てができないのでかなり精度が求められる。位置決めは慎重に何回も確認するのがよい。

穴あけに関してはドリルで穴を開けるだけだが、鬼目ナットの高さ分しっかり穴をあけないと鬼目ナットがちゃんと入らず、組み立てがうまくいかない問題がある。今回であれば、10mmしっかり下穴を開ける必要があった(たとえば8mmだとダメで、ボルトを入れたときに鬼目ナットが出てきてしまう)。

M4なんて細いネジで荷重に耐えられるのか、という計算はしたほうがいいかもしれないが、実際にはネジは特に荷重を受けない構造である。ネジが荷重を受けもつのは机を移動するのに天板を持つときとか、組み立て途中で机をひっくり返すときだけだと思う。なのでそこまでM4かM5かは気にしなくて良さそうかなと思った。M5とかM6とかのほうが丈夫でよいが、下穴開けがたぶん大変になる。

使用感

これから書く。

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