今日はこどもの幼稚園の運動会だったので、会場であった小学校に行った。幼稚園は狭いのでかわりに小学校で運動会らしい。親対抗のリレーがあるというので、参加してもしなくてもどちらでもよいですという返事をしていたころ、立候補者が少なかったのかメンバーに選ばれた。走るのはこどものころから全く持って得意ではないので不安しかなかった。自分が原因で負けたことにならないように自分のところに来る時点で差がついていてほしいとか、後ろ向きなことばかりを思っていた。
実際に出てみると6人のリレーの2番めで、前のひとは最下位で俺にバトンを渡してきた。最下位でよかった、あとは前を抜かすだけだと思った。いざ走りだしたら靴と俺自信がコミュニケーションできていないことが分かってきた。走りながら。履いていた靴はウォーキングシューズだったのだけれど、紐がないやつ。圧倒的に走るのには向いていなかった。一歩進むごとに足と靴のずれが深刻になってきていて、次に足を地面につけるときまでにそれが修正されなくなってきた。
そして盛大に転んだ。しかしずっと転んでいてもしょうがないし園児たちも見ているし実況の先生も応援してくれていたのですぐに立ち上がって前の人を追った。俺のあとに走った人たちがとても早かったので、俺が転んで最下位でバトンを渡したにも関わらずわれわれは優勝した。大人になると、太ったり運動した無かったりで本当に走れない人というのが出てくるんだなあと実感した。
こどもの成長は、こどもの演技でも見ることができた。けれども、もっとも成長を感じたのは他の園児と遊んでいるときだった。他の園児と会話したり遊んだりをしていて、俺が幼稚園児だったときはあんなにちゃんと遊んでいたかなあと思った。大人から見るととても無邪気に見えるけれど、本当に無邪気なのかは分からないけれど、こどもが他のこどもとちゃんと遊べていたのが嬉しかった。
そのあと焼き肉を食べて家に帰ったら走って転んだためか非常に疲れて眠ってしまって怒られた。明日からはまた会社が続く。
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