WASA修学旅行2日目:くらがおいしかった

暑くてあまり寝られなかったバスでは、しんやが単位の心配をずっとしている声を聞いてぼんやりしていた。ホテルに到着すると、暗い空からはしんしんと、大きな粒の雪が降っていた。仮眠室に行ってみたもののお腹がすいたので近くのコンビニまで行くことにした。白い雪は俺らが歩いている間にも降り続け、道路が黒から白に変わった。靴は濡れて滑った。

夜勤のコンビニで買い物をして帰りながらタカフとカップ麺を食い、雪まみれで部屋に戻った。雪で楽しくて寒かったので眠さを忘れていたけれど、部屋に戻ってみるとすぐに寝たくなった。みんなは風呂に行くと行っていたけれど、今日のために寝よう、と無理矢理座布団をかけて寝る体勢になった。しゅうへいに座布団を引きはがされそうになるのを耐えた。

1-2時間くらい寝たときは、ほんのちょっとしか寝ていないような錯覚に陥るときがあるのだけれど、まさにそんな感じで、起きた。そして起きて、スキー場にむかうバスに乗る。道は途中から雪があって、バスはスタッドレスタイヤだった。

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出発直前のタカフ

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ロビーの外。

レンタルしたボードはRossignolだった。ウェアとボードだけ借りて、てっちゃんに習いながら初めてつけてみた。スキー歴はもう15年(空白期間長い)くらいあるけど、スノボははじめて。だけど臆せずいきなりリフトに乗って滑り出した。斜面に対してエッジを立てるとずずず・・と滑れることが分かったのが5回くらい転んだ後だった。

それから4回くらい同じリフトに乗って、体前側のエッジを立てて曲がる滑り(なんていうのかわからん)をマスターした。誰にも教わらなかったので逆側で滑れなくなっていた。疲れてきたのとお腹がすいたのでスキー場の例の高いご飯食べるところでタカフとグラタンを半分こにして食べた。チョコがおいしかった。

午後はあまりの強風のためリフトが止まっていた。暇なのでタカフとそりで遊ぼうぜ!ということになり、わざわざそりを借りてきた。脚でスキー場を上まで上り、そりに乗るのを繰り返した。強風でひっくりかえったり滑ったり、雪で顔が痛くなったり脚が限界だったりで疲れたけれど、上るのも楽しかった。

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レンタルそり。

最後に2人乗りでそりで下側まで滑っていくときに、脚を前に出していたら雪を削ってはき出す車みたいに雪が全身にかぶり、滑りながら何も見えなくなった。こりゃあやばい!と思ったけれど楽しかった。ピンチになると楽しくなる。

そんなことをしていたらもうみんな宿に帰ってしまって、タカフと2人で待っていた。ストーブの前あかないかなーとか思っていたらあいて、ストーブでいろいろ乾かした。話をしていたら時間になったのでバスに乗り込んでホテルへ帰った。

部屋ではみんながぐったりしていて、てっちゃんに至っては寝込んでいた。お風呂に行こうぜ!ってことになって露天風呂へ。気持ちよかった。外の風呂でしんやが興奮して鼻血を出した。外は雪景色で、てっちゃんが女湯をのぞこうとしたけれど無理だった。

ご飯を食べてしばらくたち、飲み会が始まろうとしていた。。が、この時点でみんな睡眠不足と疲れで眠っていた。起きていたのはタカフ・しゅうへい・俺だけ。タカフが飲み会やらないんじゃないかと危惧し、てっちゃんが買ってきた「くら」の一升瓶を一人で飲み始めた。

そんなことをしていたら元気な女子たちがやってきて、てっちゃんが買ってきたおすすめのロゼをあけた。そしたら寝ていた奴らがみんな起きてきた。もはや飲み会やらないんじゃないかとか思ってたから、始まってよかった。

最初は微妙な感じだったけれど、しんやとゆいcの話で盛り上がった。しんやはたぶんあの話をしたかったんじゃないか、とか思った。自分の話を華麗に回避した。飲み会ははやめに始まったのでかなりの長丁場になり、どんどん人々は寝ていった。アラレは曲者だった。「くら」は水割りでずっと飲んでいたけど、おいしかった。やっぱり泡盛は水割りだ。

タカフがきみcと「妹が心配だ」というお兄ちゃんは心配性な会話をしていたのが楽しかった。そのあとのパンクバンドの話は半分くらいしか分からなかった。きみcはタカフにガンガン泡盛を飲ませたので、限界を超えたタカフは「限界を超えた面倒なタカフ」になり、最終的にその場で寝た。

その後でてっちゃんが起きてきて、多少話をした。どうやら酔っぱらいのテンションについていけないようで、風邪も引いているようで、また寝たようだ。最後にきみcと自分の話をして、やっぱ少人数に話す方がいいなと思った。最後に多少片付けて、女子は部屋に帰った。電気を消して、一番ラストになって寝た。結局最後まで残っていたのは、しんや・ゆいc・しらc・きみc・俺・やすの6人だった。

やっぱりこのメンバで飲めてよかった。てっちゃんが元気だったらもっとよかったけれど。

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写真撮りあったやつ。ちょうど目が隠れてた。

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