2010 GIANT Defy 3のメンテナンスメモ(FD外しなど)

在宅勤務がメインとはいえ、たまに通勤したりサイクリングしたりするのでそのときに乗っていて楽しくない部分があったのでメンテナンスした。いつ何をしたのか忘れるのでメモする。

フロントディレイラー取り外し

この自転車はフロントディレイラーがトリプルである。トリプルのフロントディレイラーはあまり使い道がない上調整がかなりシビアである。近年はフロントディレイラー自体が劣化したのかそもそも変速が難しく、その上干渉するようになってリアディレイラーでの変速に対しても悪影響がある。

改善策として次の3つを考えた。

  • (1) フロントディレイラー交換(トリプル)
  • (2) フロントディレイラーを交換し、ダブルにする
  • (3) フロントディレイラーを外し、シングルにする

上記(1)は、トリプルの不必要性、メンテナンスの面倒さ、リアディレイラーとの干渉などの点からトリプルのままにはしたくなかった。フロントディレイラーだけ交換であれば、R2030-Fを買ってくれば2,500円くらいでできたが、今後のメンテナンスコストを考えるとこの選択肢はなかった。

上記(2)は、かなり魅力的だったが高い。この場合、フロントディレイラーだけではなく、STIレバー、クランクセット、BB、コッタレス抜き工具、BB抜き工具なども買う必要がある。試算してみたところ、25,000円くらいかかることがわかった。悩んだがとりあえずやらないことにした。下記が見積もりに使ったリスト。

上記(3)は魅力的である。フロントディレイラーを外すだけで手軽(実際にはチェーンを切ってつなぐ必要はあるため、ピンは必要)。変速はできなくなるが、山に行かなければそこまで変速できなくても何とかなる。チェーン落ちが気になるが、クランクをつけたままにすることで外側には落ちない。内側は落ちる可能性があるのでチェーンキャッチャーをつけることにした。購入したのは下記。

やったことは次のとおり。

  1. チェーンを切る
  2. フロントディレイラーのシフトケーブルを切る
  3. シフトケーブルをSTIレバーから抜く
  4. フロントディレイラーを外す
  5. チェーンキャッチャーをつける
  6. チェーンをつなぐ

チェーンキャッチャーが若干短いのが気がかりだったが、このメンテナンスをしてから10km以上走って負荷をかけたりしてもチェーンが外れることはなかった。

チェーンキャッチャーのチェーンまでのマージン(もう少し詰めたい)

今後どうしても山に登りたくなったらダブル化するが、そこまででもなければこのメンテナンスが非常に楽ななんちゃってシングルを使うつもり。今のところ非常に快適。もっと早くフロントディレイラーとおさらばすればよかった。

STIレバーのカバー交換

STIレバーのカバー(ブラケット)が加水分解でベロベロになったので交換した。SHIMANO 2300用のカバーはすでに売られていないらしいが、SHIMANO ブラケットカバー ST-A070がそのまま使えるらしい。これを買って交換した。

フロントディレイラーを外した効果がここで発揮された。本来、シフトケーブルを取らないとカバーを替えられないのだが、シフトケーブルはすでにないのでカバーの交換が非常に楽だった。ブレーキケーブルも外さないと難しそうに一見見えるが、ビニール袋を噛ませることで外さなくてもいける。

椅子の交換

椅子は6年前くらいに交換したのだがボロボロになっており、素手で触ると手がガリガリになりそうな感じだった。保水性も抜群で、雨が降ると2-3日は水分が抜けなかった。新しいサドルを何となく選んで変えた。

GORIX A6-1

バーテープ交換

バーテープも特にこだわりはないので、黒くてよさそうなのをなんとなく選んだ。

NOGUCHI NBT-0022

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