いつの間にか2020年になってしまった。アメリカに住んでいるとお正月らしさを感じることが少なく、いつの間にか年越ししてしまう感覚に襲われる。時代のスピードが年々早くなっているような気がして、いつの間にかこういうものがあったらいいなあと思うものがすでに登場していたりする。それを実感する1年だった。
今年も@higammaが2019年に買ったものを紹介していたので、それを見たらちょっと面白かった。なので、自分が買ったものも去年と同じように書いておこうと思う。
今年も書きました。 https://t.co/l8bKN8hc8W
— !ʞoɹ!H ‘∀W∀MI (@higamma) December 31, 2019
Pixel 3a
すでに記事を書いた。今のところこの携帯電話を購入してから約1ヶ月半ぐらいたった。すこぶる快適である。前の携帯電話がいかに最後の方で遅くなっていたかに気づくことができた。いろんなアプリをインストールしても、特に遅くなったりすることもないし、micro SD がないからといって容量がいっぱいになることはない(いまのところ)。もし容量がいっぱいになったら、なにかちょっと方法を考えなければいけないのが若干曲者だ。
この携帯のいいところは、前の携帯より若干縦に長くなったところ。全然意識して買ったわけではなかったが、、意外と音声がいい。Bluetooth ヘッドセット、もしくはイヤホンなどを使っているとほとんど気づかないのだけれど、普通に音を流してもなんだかこう立体的に聞こえるような気がする。もしかしたらスピーカーが二つあるとかそういうことなのかもしれない。
よく使っている機能は Google Pay である。かなり多くのスーパーとかあとはレストランとかで Google Pay が使えるので、クレジットカードをいちいち取り出さなくてもよくなった。他には毎日英単語覚えているので、そのアプリ(Anki)の動作もすこぶる良くなって、非常に快適に覚えられているし、単語の音声再生も順調にできる。これらの機能を合わせて考えると、299ドルでこの携帯を変えたことは非常に幸運だったと思う。
直近ではGoogleのレコーダーというアプリが使えるようになった。英語にしか今のところ対応していないが、会議などでも英語をリアルタイムで文字起こしできる非常に優れたシステムである。
Thinkpad X250
買ってよかった。
長い間ノートパソコンに不満を持っていた。5年-6年ぐらい前にノートパソコンを買った。その当時はまだ良かったのだが、 Windows 7から Windows 10にアップデートした後、非常に動作が遅くなってしまった。耐えられないレベルに遅い。それに加えて色々今となってはできないことも増えてきた。そのほとんどは CPU の性能もしくはメモリが少ないことに由来する。メモリはまだ増設することができるが、CPUは変えるが著しく難しい。そのため新しいノートパソコンを探していた。その経緯で、おととしChromebookを購入した。 Chromebook は非常に高性能で満足できる出来であった。が、できないことが世の中には結構あることにも気づいた。
例えばよく本を裁断してスキャンするという作業をやっているのだが、スキャナーのアプリケーションは基本的に Windows もしくは Mac でなければ動かないのだ。また例えば CD の内容を取り込むとか Microsoft Office を使うとか、そういう類の煩わしい作業をやるときに自分のパソコンで完結しないことが好きではなかった。また、DropboxなどのアプリケーションもChromebookはうまく使えなかった。他には、 TOEFL のために色々勉強をしているのだけれど 、TOEFL の買った本についてきた DVD のソフトウェアなどを Chromebook では使うことができない。
これらの点を解決するため、あえて Windows を使えるパソコンを探していた。しかし Windows のパソコンというのは意外に高いものである。300ドルもしくは400ドルぐらいでも色々選んで買うことは出来るのだが、性能には不満が出てきそうな気がする。少なくともまだ今現在使うぶんには問題ないとしても、例えば3年後4年後になった時に、そのぐらいでは新しい OS ないし私はソフトウェアについていけなくなる可能性が高いと思った。
それを考えるとやはり600ドルから700ドルぐらい出して、そこそこの性能を持った CPU を持ったパソコンを買うというのが選択肢になった。しかし一方で600ドルから700ドルというのはなかなか高い。それらを解決するために、安くてかつ性能のそこそこ高いパソコンというのがないかなあと1年くらいずっと悩んでいたのだけれど、結局中古パソコンを買うことにした。
中古パソコンというのは基本的にはある程度リスクがあるものである。普通に新品のパソコンを購入するのとは違い、例えば何かのパーツが壊れているとか、外見が綺麗ではないとか、液晶がちゃんと表示されないであるとか、そういうことである。一方でこれらの点をうまく妥協していいものを見つけられれば、非常に安い価格でそこそこの性能を持つパソコンを買うことができる。その点に着目して、今回はThinkPadの X250というパソコンを購入することにした。 ThinkPad は今まで結構使ったことがあったので、どのような性能か、もしくはどのような使い心地は大体分かっていた。 X240にするか X250にするか、 X260にするかそこら辺も悩んだが、結局 X240はタッチパッドのところのクリックが若干いまいちなので避けることにした。 X260は X250に比べて性能はかなり上がるが、その反面価格もかなり上がってしまう。その点を考慮していいとこどりある x250選んだ。ebayで156ドルで購入。
今のところ買ってから非常に順調である。性能にはかなり満足しているし、ほとんどのアプリケーションはすこぶる快適に作動する。中古パソコンなのでもちろん新品とは同じようにいかない点もあるが、許容範囲内である。個人的には液晶画面の解像度をもう少し上げたいところではある。しばらくしてやっぱりそれがどうしても不満になってきたら、液晶を交換しようと思う。こういう交換作業などがフレキシブルにできることも ThinkPad の良い所だと思う。
REI Big Haul 40l
これは買って良かった。
出張や旅行などに行くことが特にここ1-2年の間すごく増えてきた。そのため毎回キャリーバッグを使っていたのだが、キャリーバッグはタイヤの調子がまたしてもいまいちになってきた。さらに言えばキャリーバッグは飛行機での移動には適することもあるが(預けられるので)、歩くにはやや邪魔になることもある。転がしていかなければならないからだ。
それらを考えて、背負えて、かつキャリーバッグと同じぐらいの容量が入るバッグを探していた。その基準に合っていたのがこのバッグである。ボストンバッグとしても使えるし、リュックとして背負うこともできるし、色々な用途に使え、かつ適度に防水機能があって生地は非常に耐久性が高い。ポケットも便利。
このバッグを持って日々の出張に行ったし、日本への一時帰国にも行ったし、様々なアメリカ国内の旅行や日本国内の旅行にも使ったがすこぶる満足。唯一の難点は彦根に行った時に土砂降りの雨の中歩いたら、中に雨が浸水して中の物がびちゃびちゃになったことである。まあでもそれは土砂降りの雨に耐えられるような耐水性を持っていないというだけで、普段の用途にはほとんど問題がないということの裏返しでもある。
TOSHIBA Fire TV
子供が年末にテレビを破壊してしまった。野球のバットで素振りの練習をしていたら、テレビに当たったらしく液晶が割れて、テレビのうち半分ぐらいの面積が見えなくなってしまった。そこでテレビを買い換えることにした。
アメリカでテレビを買うのは初めてだった。どういうのがいいのか探してみたが、ほとんどのテレビはスマートテレビと呼ばれる、例えばFire TVとかROKUとか、そういうものがあらかじめテレビについているようなものであった。それらの中から、東芝の FireTV が最も Amazon で売れていて、かつブラックフライデーで安くなっていたので購入することにした。50 inで260ドル程度。
今のところ満足している。そもそもあまりテレビを見ないので、それほど使っていない。だけれど、それでもなお子供がドラえもんを見ていたりするのを一緒に見ていると、十分な性能であるなぁと思う。
KAVU Rope Sling Bag
外に出歩く時に持ち歩く小さなバッグが欲しいなとずっと思っていた。よく妻のものを借りていたのだが、借りるたびに自分のものを買えと言われるので、いい機会があればバッグを買おうと思っていた。そういう中で、一時帰国の際に、父へのお土産のリクエストを聞いてみたらこのバッグが欲しいと言う。これはいい機会だと思って自分の分も同じように買うことにした。
今のところ結構便利に使えている。大きな水のボトルも入るし、携帯電話や携帯電話のバッテリーもしくは小さな筆記用具なども入れやすい。だんだん肩が疲れてきたら、左右を入れ替えて使っている。
Nike Quest 4E Running Sneaker
これは非常に満足した。
今まで長いこと、ランニングもしくはウォーキングシューズというよりは、底がやや硬い靴を履いていた。外を歩くとすぐに足が疲れてきて歩けなくなることが多かった。一方でこの靴を履いて散歩すると足が疲れることなく、快適に気持ちの良い散歩ができる。この靴を買った時にはそれを期待していたわけではなかったのだが、嬉しい誤算だった。Nordstrom Rack で購入し、大体50から60ドルぐらいだったと思う。
サメのキーホルダー
自分の通勤用の車の鍵をつけて使っているサメのキーホルダー。今のところ満足している
キーチェーン型のキーホルダーだと、キーホルダー部分自体がちょっと小さいので持ち運びには便利なのだが忘れ物が多い自分にとっては忘れる原因にもなる。なるべくキーホルダーは大きい方が忘れないのだ。その点を考えると、こういう大きいぬいぐるみのキーホルダーはうってつけであった。夏に日本に一時的に帰国した時に行った鴨川シーワールドで1000円程度で購入した
Mi Band 4
今のところコストパフォーマンスが非常によく満足している。
Fit Bitを長い間使っていたのだけれど、カナダに旅行に行った際にフェリーの中で Fitbit を落としてしまった。 Fitbit は長い間使っていると本体とバンドを結ぶ部分がゆるくなってきて、そこから落ちてくるというのが曲者だった。
Mi Band 4はFitbit に比べると機能的には劣る点が多い。例えば運動を自動で検知してくれる機能はないので、自分で運動を始める時にボタンを押さなければならない。それに加えて、夜寝ている時の睡眠のトラッキングも Fitbit に比べると精度に欠ける。本来寝ていたはずの時間や、本来寝ていけない時間などをトラッキングしているように見える。
それでもなお、本体価格は30ドル程度で、コストパフォーマンスには非常に高いと思う。Fitbitは100ドルはする。長所はバッテリーの持ちは非常に良く2週間程度充電なしで使える。
KRUPS コーヒーグラインダー
コーヒーが好きだ。アメリカではコーヒーを飲める所が多い。例えば住んでいるアパートにもコーヒーを汲める。休日などにコーヒー飲みたいなと思ったら、そこに行ってコーヒーを入れればいいので、自分でコーヒーを作るということがなかった。それに加えて会社にもコーヒーを入れる機械があるので、日常生活のほとんどのコーヒーは自分で作っていなかった。
しかし、アパートのコーヒーマシンがアパートの改装に伴って、一時的に使えなくなってしまった。コーヒーが使えなくなったことが不満だったので、自分でコーヒーを入れることにした。自分でコーヒーを入れることにすると、週末しかコーヒーを飲まない。にもかかわらず挽いたコーヒーを買ってしまうと、だんだん酸化して酸っぱくなるという問題がある。それに対応するために、豆でコーヒーを買ってきて、それを飲む時にマシンで挽くことにした。というわけでこのコーヒーを挽く機械を15ドルぐらいで購入した。
今のところ満足しているが、一つ曲者なのは本体部分が水洗いできないことである。ふたの部分は水洗い可能なのだが、本体部分が水洗いできないので、前に使ったコーヒーの粉が若干残ってしまう。毎回刷毛で掃除するのだが、若干残っているのが次にコーヒーを入れた時に味に雑味を加えないかというのが気になっている。
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